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爆笑問題「#太田光をテレビに出すな」余裕発言直後に事務所声明のダブスタ

『分断はやめよう』といいたいだけ?

爆笑問題「#太田光をテレビに出すな」余裕発言直後に事務所声明のダブスタの画像3
『サンデー・ジャポン』ウェブサイトより(TBS系)

 そもそもカジュアルに時事問題を取り上げ、撮り直しのきかない生放送でも太田を筆頭にお構いなしに発言するのが、同番組のウリだったはず。

「『サンジャポ』は日曜日の朝から、現役の政治家や弁護士、若手の学者、そして笑い芸人にタレントなど幅広い出演者が一同に介して、意見の多様性が面白い。故飯島愛さんなど、若者の言葉を代弁してくれるような、歯に衣着せぬ発言をするコメンテーターを初期の頃からどんどん起用し、爆笑問題を中心に忌憚ないコメントが見られることで人気となった番組です。だけど、ここのところは太田さんが政権よりの発言をしたり、そもそも政権に不利な話は報道しないという姿勢がみられてきて、SNSで不満の声があがり、ネットニュースでとりあげられるようになってきました」(芸能ジャーナリスト)

 こうした姿勢が露骨に見られるようになったのは、爆笑問題が「桜を見る会」へ出席して以降だという声もある。これまで番組などで散々いじっていた相手側の主催する会に2度、参加してたことで“手のひら返し”などいわれたこともあった。

「ここ最近、リベラル系やアンチ政権的な立場からみると、どうにも首を傾げたくなるような発言が太田さんから出てくるんですよ。それでもまだ、捉えかたか……と思えるような部分もありましたが特に2020年以降、世間から批判を受けている対象を、あえて擁護するような意見が目立つようになってきたと感じています」(テレビ番組ディレクター)

 たしかにアンジャッシュの渡部建の不倫騒動時には「芸人なんて恥かくのが仕事みたいなもん。タイタン(爆笑問題の所属事務)で受け入れる」と擁護したり、ジャニーズ事務所の“長男”近藤真彦が不倫したときはスルーだったり……。

 

 

 東京五輪の開催有無が問われていた時期には、批判したさが先行してグダグダになっていたし、自民党総裁選の際にも肩入れが顕著だった。

「爆笑問題は、痛烈な時事ネタというスタンスでずっとやってきて、リベラルを味方にしてきましたから、最近の傾向はちょっとヤバいですよね。一般のお笑いファンでも『そんな安倍さんのこと好きだったっけ?』って思いますよ。ただ一貫しているのはどの問題に対しても、五輪の時にもいっていた『分断はやめよう』っていうメッセージだと思うんですよね。もしかしたら本人もあんまり腰が入ってない部分があるのか、いまいち説得力に欠けて下手な”正常化バイアス”みたいに捉えられてしまってます」(既出・番組ディレクター)

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