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ムロツヨシ&小泉孝太郎「2人旅」、フジバラエティで“今年最高視聴率”のクリーンヒット

文=木村之男

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『小泉孝太郎&ムロツヨシ 自由気ままに2人旅』(フジテレビ系)公式サイトより

 ドラマ、報道、スポーツ、バラエティ、アニメ……テレビにはさまざまなジャンルの番組があるが、老若男女が好むという点で人気が高いのが旅番組。近年大流行の散歩番組まで含めれば、テレビ欄にはかなりの数の旅番組が並んでいるが、9月に放送された『小泉孝太郎&ムロツヨシ 自由気ままに2人旅』(フジテレビ系)が驚異的な高視聴率を記録し、新たな潮流が生まれそうだ。

「小泉とムロが旅をする『自由気ままに2人旅』は、2019年に第1弾が放送され、今回で4回目。第1弾の視聴率が2ケタを記録し、それ以降、毎年9月に放送されていますが、第4弾の視聴率は14.7%(ビデオリサーチ、関東)をマークしました。

フジの番組が総合BEST5入りしたのは今年初で、娯楽番組で2ケタに乗ったのも本当に久々。北京五輪中継を除けば今年最高の数字に関係者は大喜びで、局内では『年1回では惜しい』という声が上がっているそうです」(キー局関係者)

 番組には孝太郎の父・小泉純一郎氏も登場。純一郎氏が登場した場面で瞬間最大視聴率19.0%を記録し、“元首相”の力をまざまざと見せつけたが、それとともにテレビマンたちに強烈な印象を与えたのが「ふたり旅」というコンテンツの可能性だ。

「もともとテレビ界で、旅番組は“鉄板”のネタ。対象となる世代を選びませんし、出演者のファン、旅行を計画している人、観光地の風景を楽しみたい人、グルメ情報に興味がある人、とりあえずゆるくテレビを付けておきたい人まで、視聴者層が限りなく広いのが魅力です。

 ただ、簡単に見える旅番組の出演者も、実際にはさまざまなテクニックが求められます。出演者が1人の場合、画面上は独り言を言いながら旅をするスタイルになりますが、これが案外、難しい。アングルの関係で同じシーンを撮り直して表情が乏しくなったり、カメラと距離があるためにコメントが不自然になったり、食レポが全部同じコメントだったり、場をつなぐトークがうまくできなかったり……『1度出てみたけど、もうやらない』というタレントも、実は多いんです。

 その点、気の合う2人ならそういった気遣いは必要ありませんし、普段は聞けないようなトークや見られない表情が見られるのも面白い。旅のリラックス感で思わぬこぼれ話が飛び出す場合もあります。10月26日にも、テレビ朝日で、バナナマン日村&生田斗真、光石研&吉田羊が2人旅をする“リアル旅ロケバラエティ”『ふたりっきり旅 ゴールデンSP』が放送されたばかり。今後も、2人旅番組は増えると思います」(民放バラエティ制作関係者)

 綺麗な景色を見て、美味しいものを食べて、豪華なホテルに泊まればそれが仕事になる。こんなにラクなことはないが、旅番組は制作陣にとってもオイシい番組だという。

「旅番組はとにかくコストパフォーマンスがいいのが魅力。他の番組ほど大勢のスタッフはいりませんし、旅行会社、飛行機や鉄道会社、ホテルや旅館、レジャー施設などとタイアップすれば制作費も抑えられます。内容はほとんど“慰安旅行”なので、大物芸能人を旅番組に連れ出し、好きなように旅を楽しんでもらった後に、ドラマや映画出演などの交渉にあたる“接待”のような場合もあります。

 他の番組との差を付けにくいという問題はありますが、クイズを入れたり、テーマを設定してゲーム形式にしたり、芸人を入れて笑いを盛り込んだり、案内役とゲストという形にしたり、やりようはいくらでもある。ただ、“仲の良い2人”なら視聴者側も受け入れやすいので、このパターンは増えそうですね」(芸能事務所関係者)

 コロナ禍で大人数での旅が難しい状況も、2人旅の流行を後押しすることになりそう。とりわけフジは、久々のクリーンヒットで掴んだチャンスを逃すわけにはいかないだろう。

 

木村之男

木村之男

1972年生まれ、東京都出身。大学時代にライターとして活動し始め、出版社~編集プロダクションを経てフリーに。芸能・カルチャー・テレビ・広告業界などに精通する。趣味はテレビに映った場所を探し出して、そこに行くこと。

最終更新:2022/10/27 20:00

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