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平野紫耀と黒島結菜のキスシーン解禁!? 『クロサギ』“劣勢”にTBS焦り?

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Paravi配信ページより

 King & Princeの平野紫耀が主演するTBS系金曜ドラマ『クロサギ』の第2話が10月28日に放送され、平均世帯視聴率が7.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録。初回放送の9.2%から大きく2ポイント近く下落してしまった。

 『クロサギ』は、かつて山下智久主演で2006年にドラマ化・2008年に映画化もされた同名マンガが原作で、今回は二度目の実写化。山下版ではまだ原作が完結しておらず、また、今回は2022年の日本を舞台にするということもあって、山下版では映像化されていないエピソードが取り上げられたり、令和の時代に沿った内容へとアップデートも施されているが……。

「視聴率でいえば、裏番組となる日本テレビ系の金曜ロードショーで『君の名は。』の本編ノーカット放送があったことも多少は影響したでしょうね。地上波三度目の放送ということでしたが、本編終了後に新海誠監督の新作『すずめの戸締まり』の冒頭12分独占公開というPRも功を奏したのか、世帯視聴率は9.9%を記録。『クロサギ』初回放送時の金曜ロードショーは『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の地上波初放送でしたが、6.5%に留まってましたから」(テレビ誌ライター)

 しかし、『クロサギ』は配信でも初回の勢いを失っているという。

「TBSによれば、第1話の無料見逃し配信の再生回数が、TBSドラマの第1話の再生回数として歴代最高の311万回を記録(10月21日~27日、TVer、TBS FREE、GYAO!、YAHOO!での合計値※28日TBS調べ)。しかし、第2話ではやや動きが鈍り、TVer総合ランキングでトップ5にいる期間も短くなってきています」(同)

 無論、それでも『クロサギ』は今期ではまだ好調な部類に入るが……TBSにはやや焦りも見えてきているという。

「今期のTBSドラマがいまひとつなんですよ。山﨑賢人主演の日曜劇場『アトムの童』は第3話までで世帯視聴率は平均9%台で、一般的なドラマとしては及第点ですが、日曜劇場という、もともと“数字”を持っている枠の作品としてはワースト10も見えてくる水準。また、TVer総合ランキングの推移を見るかぎり、見逃し配信でも陰りが見えてきています。さらに困ったことになっているのが本田翼主演の火曜ドラマ『君の花になる』。いわゆる“胸キュン枠”の作品で、イケメンを大量投入しましたが、主人公のキャラクター造形、矛盾のある心情の変化、唐突なストーリー展開と、とにかくドラマの中身が雑。そのせいか視聴率は右肩下がりで、第3話で5.2%にまで落ちました。TVerでもどんどん動きが鈍くなっており、頼みの見逃し配信でもふるってません」(同)

 さらに困ったことに『クロサギ』は、先日放送の第3話直後、平野を始めとしたメンバー3人のKing & Princeからの脱退・ジャニーズ事務所退所が発表され、ファンに大打撃を与えている。

「特に平野については、海外進出を目指していたもののなかなか叶わず、今からでは年齢的にも厳しいと感じて目標を失ったなどと説明。公に言えない事情があるのではと慮るファンも多いですが、一方で平野に対して無責任と怒りの声を上げる人も。折しも『クロサギ』第2話では、“アイドルに会える”という詐欺に引っかかった被害者・江本に、平野演じる主人公・黒崎が『すごいことじゃん。その人が幸せになれば自分も幸せになる。そんな存在がいるなんて』とフォローした後、『推しの彼は江本さんたちの幸せのために頑張ってるんでしょ』と語ったシーンが話題になったばかり。『一体どんな思いであのセリフを口にしたのか……』と複雑な心境のファンは多い。今後、冷静に『クロサギ』を見ることのできるファンは少ないと思いますよ」(芸能記者)

 そんな中、注目を浴びているのがあのシーンが解禁されるのかどうか。

「平野とヒロインの黒島結菜のキスシーンですよ。実は原作では、黒崎が氷柱(黒島)を連れ立って男女ペアで参加が条件のパーティに潜入するというエピソードがあり、黒崎が詐欺をするために自分を巻き込んだことに氷柱が怒って騒動に。その場で目立ってしまうことを懸念した黒崎が氷柱にキスをして鎮める、という話があるのです」(同)

 山下版のヒロインは堀北真希だったが、キスシーンはなし。しかし、今回はその時とは事情が違うという。

「清純派女優だった堀北は当時キスシーンを解禁していなかったんです。一方で黒島はすでに、2018年の映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』でジャニーズWESTの小瀧望とキスシーンがありましたし、昨年末公開の映画『明け方の若者たち』では北村匠海との熱いラブシーンも経験。地上波でも、ヒロインを務めた今期のNHK朝ドラ『ちむどんどん』で宮沢氷魚とのキスシーンがあったばかりです。平野も2019年の映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』で“フリ”ではないキスシーンを橋本環奈と演じてましたし、事務所NGはない。

 しかも今回の令和版のプロデューサーは以前から恋愛要素があることを明かしており、公式でも『黒崎と氷柱の間に生まれていく切ないラブストーリーも注目』と謳っています。ただキスシーンを解禁するというだけでなく、話題作りとばかりに予告映像からキスシーンをPRしてくる可能性もありますね」(前出・芸能ライター)

 平野の退所表明で揺れている中で投じられればとんでもない劇薬となりそうだが、はたして――。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2022/11/06 13:00
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