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ジャニーズ、キンプリ騒動で文春に「法的措置も検討」の勇み足? ファンのSNS猛抗議に焦りか

文=小林真一(こばやし・しんいち)

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King & Prince。左から1番目の永瀬廉、3番目の髙橋海人はキンプリを続け、岸優太、平野紫耀、神宮寺勇太はジャニーズ事務所を去る。

 これまで数多くの男性アイドルを世に送り出してきたジャニーズ事務所が、かつてない危機を迎えている。

 ジャニーズJr.の統括を行ってきた滝沢秀明氏が退社し、さらに次代を担う人気グループ・King&Prince(以下、キンプリ)から平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太が脱退。かのジャニーズ事務所とは思えないようなドタバタ劇を繰り広げているのだ。

「それぞれの退社発表を、事前にマスコミに根回しすることもできずに大騒動になりました。特にキンプリに関しては、レギュラー番組の『King & Princeる。』(日本テレビ系)が、ゴールデンタイムへの格上げも検討されていたところだった。番組プロデューサーは頭を抱えているそうです。また、CDを発売しているユニバーサルミュージックは、わざわざキンプリのためにレーベル『Johnnys’Universe』を設立していた。CDの販売枚数も多いことで、かなりのスタッフを投入してましたが、今回のキンプリの空中分解で、レーベルも解散の方向で話を進めているようです。この強引な脱退発表には、関係者もさすがにジャニーズ事務所に愛想を尽かしているようです」(スポーツ紙記者)

 ジャニーズ事務所と利害関係があるスタッフですら、大きな失望感を抱いた今回の退社騒動。これまで応援をしてきたファンからすれば、それ以上の絶望があったことだろう。

「タッキー退社の際はTwitterを中心にさまざまな憶測が飛び交いましたが、キンプリの件も重なり、ジャニーズ事務所に対するクレームが多くなった。メンバー同士の仲が良かったことで有名なキンプリでしたから、Twitterには『事務所が5人の夢を妨害した』という意見があふれている。ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長へ直接のクレームもあり、これまでにないバッシング騒動に発展しています。

 一方で、逆に事務所を擁護し、キンプリメンバーを批判する意見も出てきている。真偽は不明ですが、一部ファンからは、これがジャニーズサイドの“偽装工作”なのではと疑う声まで出ていて、SNSはかなりの混乱を極めています。

 そんな中、11月9日に発売されたキンプリの新曲『ツキヨミ』のMVを1億再生突破させ、話題を作って脱退を阻止しようという健気な呼びかけをしているファンもいる。こういった動きは、平野ら3人が脱退する来年5月22日に向けてさらに過激化しそうです」(同上)

 今回の騒動を受けて、ジャニーズ事務所も危機感を覚えたのか、週刊誌をはじめとするマスコミやテレビ関係者に向けて、さまざまな対策を講じているという。

「週刊誌やスポーツ紙の記者には、キンプリに関してあまり騒ぎ立てないよう要請しているようです。また、11月10日には、“藤島ジュリー景子社長は、滝沢やキンプリメンバーと確執があった”などと報じた週刊文春を相手取り、ジャニーズ事務所が『法的措置も検討』しているとも発表している。この件はジャニーズ事務所から各スポーツ紙にリリースが送られ、示し合わせて一斉に報じられたことで、大きな話題となりました。

 ただ、これまでのジャニーズ事務所ならば、週刊誌報道にここまですぐ反応することはなかったでしょう。今回は『文春オンライン』で記事の一部が公開されたことで、Twitterを中心にファンからジュリー氏や事務所への批判が加熱したことを受けて、仲のいいスポーツ紙を使って致し方なく声明を出したようです。ジャニーズ事務所としてはめずらしく、焦りの色がかなり濃いですね」(民放関係者)

 ただ、これまでジャニーズ事務所は文春と揉めることで、さまざまなトラブルに見舞われてきた過去もある。

「文春は1999年、ジャニー喜多川氏のセクハラ疑惑を大きく報じましたが、ジャニーズ事務所はこれを名誉毀損で訴えた。結局、損害賠償として文春サイドに120万円の支払いを命じる判決が確定しましたが、その間にもさまざまな元ジャニーズタレントの証言が公開されました。

 また、2015年にはジュリー氏の実母であるメリー喜多川氏も文春に登場。約5時間のロングインタビューで、SMAPの元マネージャーだった飯島三智氏も交え、ドロドロとした事務所内の権力争いの様子を演じていました。あの記事は永久保存版ですよ。今でもたまに読み返すほどの傑作です。

 いずれにせよ、これらの過去があって、ファンもジャニーズ事務所の異常さをいやでも認識させられている。だからこそ、キンプリファンが今回のことに過敏になるのも仕方がないでしょう」(民放関係者)

 これまでジャニーズ事務所は、文春をはじめとする週刊誌報道は、徹底して無視をすることで対応してきた。今回の訴訟は、「ジュリー氏の勇み足だ」という声も少なくない。

「ジュリー氏は今回の文春の記事で、事務所運営に関わっているといわれる娘について取り上げられたことに激怒したそうです。ただ、事務所幹部の中には、文春記事は無視すべきだという声もあったとか。ということで、ひとまず『法的措置も検討』程度に収めたのでしょう。文春としては徹底抗戦の構えのようです。
 
 真相を知りたいキンプリファンのSNSには、今回ばかりは文春を応援するという意見も多く見かける。キンプリはFC会員が100万人近くいますし、最悪、一斉に脱会する可能性さえありえますから、ジャニーズ事務所も戦々恐々ですしょう。はやくSNSを鎮火させたくてたまらない状況では……」(週刊誌記者)

 もはや収集がつかなくなりそうな今回の騒動。文春だけでなく、ファンまで敵に回ったら、天下のジャニーズ事務所でも対応は難しそうだ。

小林真一(こばやし・しんいち)

小林真一(こばやし・しんいち)

テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

最終更新:2022/11/16 19:00

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