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滝沢秀明はすでにテレビで扱えない?『ワイドナショー』松本人志の発言でジャニーズの不穏な動き

滝沢秀明はすでにテレビで扱えない?『ワイドナショー』松本人志の発言でジャニーズの不穏な動きの画像1
滝沢秀明氏

 ジャニーズ事務所の退所劇を演じたばかりの滝沢秀明がSNSのアカウントを取得し、各所で話題となっている。

 滝沢は、Twitterのアカウントのプロフィール欄で「冒険家」を名乗り、すでに登録者は245万人(14日朝現在)を越え、大きな注目を集めている。さらに、矢継ぎ早にInstagramのアカウントも開設し、世界一過酷な火山といわれる「マルム火山」と思われる写真を数枚アップしている。

「ジャニーズを辞めて早々にアカウントを取得したことで、マスコミの間でもなにか暴露があるのではないかと注目されていました。ただ、現時点では所信表明文と、火山に関するコメントや、写真や動画を投稿しただけ。アカウントを通じて、後輩の辞めジャニである赤西仁や錦戸亮、山下智久などと交流もしましたが、今のところタッキーからは誰もフォローしていない。ジャニーズ事務所も、現在はタッキーとコンタクトが取れる幹部もおらず、動向を警戒しているようです」(民放関係者)

 目的がわからない、不気味な動きを続ける滝沢氏。これはTwitter初心者だからか、それともむしろ巧みなテクニックかと捉えるかは、見方が分かれるだろう。

 今後、テレビ番組では、滝沢に関して取り扱いが“要注意”になっていきそうだという。

「テレビ各局のジャニーズ担当の社員から、『タッキーに関しての報道や番組へのオファーは一言欲しい』という声が多く出ているようです。というのも、ダウンタウンの松本人志が11月13日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、自身が出演する『クレイジージャーニー』(TBS系)のスタッフが、過去に出演したことがあるタッキーにTwitterのDMを通じてオファーしたがスルーされた、と明かした。これを聞いたジャニーズ事務所の幹部から、TBSの担当者に連絡があったという話です。これで、タッキーの取り扱いに関しては、赤西や錦戸と同じく、ジャニーズ事務所の機嫌を損ねる可能性が高いことがわかった。各局とも、ジャニーズタレントの依存度はまだまだ高いので、ひとまずタッキーは“なかったことにする”方向で話が進んでいるようです」(同上)

 なぜ、滝沢をここまで警戒するのか。ジャニーズ事務所は、滝沢が“辞めジャニ”の後輩たち――とりわけ、赤西と錦戸と合流することを危険視しているという。

「現在、山下は少なくともドラマに出演などする際には、元事務所とコンタクトを取っているようです。ただ、赤西と錦戸に関しては、ジャニーズ時代の関係者とは一切交流していない。そのうえで、2人とも楽曲制作やコンサートである程度の成功を“してしまって”いる。ここでタッキーと合流ということになったら、世間的にも大きな話題となるでしょう。これを見て、ジャニーズ事務所のタレントが雪崩を起こすように退所する可能性もあり、3人の合流に関しては特に警戒をしているようです」(スポーツ紙記者)

 ジャニーズ事務所を辞めてからというもの、より大きな注目を集めている滝沢氏。週刊誌では「ドバイ富豪第4夫人」の金持ちスポンサーがいる疑惑なども報じられている。

 さらに、来年にはジャニーズ事務所を退所するKing & Prince(キンプリ)の平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太らとの合流も噂されている。

「ジャニーズ事務所は、タッキーに続き、キンプリの脱退騒動まで起こしたことで、ファンに動揺が走っている。もしも、タッキーが平野をはじめとするキンプリ脱退メンバーと新事務所などを設立したとしたら、ジャニーズの体制に不満を持つファンがそちらに傾き応援することは間違いない。そういった意味でも、長い歴史の中でかつてないほどのピンチをジャニーズ事務所は迎えていることになります」(同上)

 もちろん先述した通り、ジャニーズサイドも、滝沢の神出鬼没な動きを黙って見過ごしているわけではないという。

「事務所の幹部は、スポーツ紙や週刊誌などジャニーズと関係性が深い記者に、タッキーに関する情報を集めてほしいとお願いしているそうです。また、ジャニーズタレントのグラビアを多く掲載している御用誌『女性自身』(光文社)は、『スパルタ指導の闇…演出舞台で後輩が疲労骨折、スタッフも白髪だらけに』と題した記事を掲載。タッキーが力を入れていた舞台の稽古が厳しすぎた、というゴシップ的な内容です。これに、SNSやYahooニュースのコメントでは、メディアサイドを批判し、タッキーを擁護する声が多く上がりましたが、それでも、ジャニーズ事務所のご機嫌取りもあり、タッキーの批判記事は今後も定期的に一部の女性週刊誌が行っていくようです」(民放関係者)

 これまでの功績も丸無視で、メディアからは存在自体を消されてしまう、もしくはゴシップのネタとして扱われてしまう可能性の高い滝沢。果たして、テレビや週刊誌などのマスコミのやり口に負けず、冒険を成功させることはできるのか?

小林真一(フリーライター)

テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

こばやししんいち

最終更新:2022/11/14 08:00
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