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SixTONES＆Snow Man、3年越しの“デビューイベント”にファン困惑…チケット転売も横行

2022/12/28 21:00

SixTONES Snow Man

　26日、SixTONESとSnow Manが出演する生配信イベント『SixTONES・Snow Manデビューから丸3年記念スペシャルイベント』が2023年1月22日に開催されることが発表された。ファンは歓迎ムードになっているかと思いきや、元は3年前に開催予定だったもので、内容の変更や延期を繰り返した“いわくつき”のイベントであることから当惑の声も広がっている。

　両グループは2020年1月、SixTONES vs Snow Manという“ライバル売り”でそれぞれのデビュー曲を併録したシングル『Imitation Rain／D.D.』および『D.D.／Imitation Rain』でデビュー。全形態のシングルに全国4カ所全8公演の『スペシャルイベント+ハイタッチ会』の抽選に応募できるシリアルコードが封入され、同年の2月～3月にかけて実施される予定だった。

　彼らに直接会える機会ということもあり、当選率を上げるためにCDの大量買いに走るファンも多かったが、ちょうど新型コロナウイルスの感染拡大が始まった時期だったため、ジャニーズ事務所は「イベントをいったん延期とさせていただきます」と発表。その後も開催を目指して調整が続けられたが、新型コロナの収束がいっこうに見えないことで接触イベントはあきらめ、昨年12月、新たにライブ配信イベント『SixTONES・Snow Manデビューから丸2年記念カウントダウンスペシャルイベント』として仕切り直すことが発表され、今年1月に開催予定だった。

　しかしイベント開催直前にSnow Manのラウール、宮舘涼太、向井康二の新型コロナ感染が判明。再び延期となり、両グループが多忙になったこともあってしばらく凍結状態になっていた。そしてようやく2023年1月22日に約3年越しで開催されることが発表されたというわけだ。ただ、視聴するには前回のイベント案内時にシリアルコードをサイトに登録し、視聴チケットを取得していなければならず、現在は「シリアルコードの登録はすでに締め切っております」となっている。

　コロナ禍の影響ということもあり、イベント内容の変更や延期は誰が悪いというものではないが、CDを大量に買ったファンにすれば、メンバーと触れ合える「ハイタッチ会」だからこそだったわけで、ライブ配信になってしまったことに「接触イベントが配信に変わるなんて許されるの？」「何十枚もCDを開封してシリアル入力して……すごい苦行だったのに配信になるの納得いかない」といった声が漏れ聞こえている。

　CD購入費を少しでも取り返そうという意図なのか、約3年の間に別のグループのファンになってしまったからなのか、SNS上では「スノスト生配信、ログイン情報でお譲りします」といった“転売”の書き込みが続出。Johnny’s netオンラインのログイン情報を相手に送り、視聴後にログアウトしてもらうという転売方法のようで、相場は「即決0.7（7000円）」「0.5～1.0（5000円～1万円）希望」といった金額がみられる。

　また、シリアルコードの登録は約1年前に締め切られているため、最近ファンになった人たちからは「新規は抽選を受ける権利もないのか」「新規ファン完全排除はひどい」といった声も。そうした需要が“市場”を生み出し、先述の転売の横行につながっている部分もあるようだ。ただ、これについては「ログイン情報をやり取りするとか怖すぎ」「見知らぬ人にログイン情報を渡すとか大丈夫？」とトラブルを危惧する声も上がっている。

　うやむやにせずに形や時期を変えてでもイベントを開催することについては一定の評価をすべきだろうが、困惑している人も多い今回の発表。「両グループがブレイクした後に満を持しての開催」と考えることもできるため、今回は無事に開催されてSixTONESとSnow Manの双方のファンが満足できる内容になることを期待したい。