結婚間近？ “最後の大物独身芸人”今田耕司…ビートたけしの娘との意外な過去

　“最後の大物独身芸人”と言われているお笑いタレントの今田耕司が、昨年末の年賀状受付イベントで独身からの卒業を宣言していたことで、今年中の結婚があるのか、注目されている。

「今田はイベントで、自らが会長を務める独身芸人グループ『アーロン会』のメンバーである『ピース』の又吉直樹に向けた年賀状を披露し、『俺の卒業をしっかり見届けてくれ!』と独身からの卒業を宣言していました。リップサービスなのかもしれませんが、近年、大物独身芸人の電撃婚が続いているだけに、注目です」と語るのはバラエティ番組スタッフだ。

「これまで今田が付き合った女性は9人で、そのうち結婚を考えたのは2人とされています。情報が正確なら、独身主義ではないようですから、ないことはないでしょう」（前同）

　実際、1月31日に放送された『証言者バラエティ アンタウォッチマン!』（テレビ朝日系）で、共演者から「結婚してくれって言ったことはない？」と質問された今田は、「あるっちゃある」としたうえで、「ちゃんとふられた」と告白している。

「今田は30代の時に結婚しようと思ったことがあるそうですが、彼のいない時に後輩が、良かれと思って、交際相手に『芸人は遊ぶ。結婚するなら覚悟しいや』と話したところ、それが原因でふられたようです。ただ、その後、当時、番組を一緒にやっていたビートたけしに『俺の娘を貰ってくれないか？』と勧められていましたよ」（当時を知る元『オフィス北野』関係者）

　たけしの長女である井子さんは、98年6月、『Ⅹ JAPAN』のYOSHIKIプロデュースで北野井子として歌手デビュー。父親のたけしが、北野武監督としてプロモーションビデオの制作を担当し、デビュー曲はそこそこヒットしたが、翌年、活動を休止。その後、アメリカに留学した。

 「その留学中に親密になったK氏と井子さんは04年、さすかり婚をしました。きっかけは、マッサージ師としてたけしと知り合ったK氏が、たけしに気に入られて付き人になり、ハリウッド映画『BROTHER』のアメリカ撮影に同行したことでした。結婚したいという井子さんのため、たけしはK氏に高額な結婚資金を渡したのですが、結局K氏が返済しないまま姿を消したため、離婚しました。ちなみに、その後、K氏は一時、松田聖子のマネジャーになっています」（前事務所関係者）

　そんななか、たけしがMCを務めていたバラエティ番組『誰でもピカソ』（テレビ東京系）にレギュラー出演していた今田の、芸人には珍しい真面目な人柄に惚れたたけしは、“今田がうちの娘を貰ってくれるといいんだけどな“などと話していたという。

 「井子さんの幸せを願って、たけしは今田に娘を勧めたそうです。彼もまんざらではなかったようですが、最終的には“畏れ多い”と断ったそうです」（前同）

　井子さんを溺愛していたたけしだが、その後、愛人だったE子さんと再婚。それが理由で井子さんから絶縁されたのだから、皮肉な話だ。

　一方、今田は、前出の又吉ほか、『ナインティナイン』の岡村隆史、『チュートリアル』の徳井義実らと独身芸人グループ『アーロン会』を結成したが、3年前にナイナイの岡村が結婚。岡村の代わりに『アンガールズ』の田中卓志に入会を勧めていたが、田中も1月に結婚を発表した。

 「田中の結婚を受けて、今田は『アーロン会は独身貴族の集まり! 優雅よ!』と言ってますが、いついい人が現れるかわかりません」（吉本興業関係者）

　今田の独身卒業から目が離せない。

（文＝本多圭）

本多圭（ジャーナリスト）

芸能取材歴40年以上、タブー知らずのベテランジャーナリスト。主な著書に『 スキャンダルにまみれた芸能界のトンデモない奴ら』など。

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