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ダウンタウンの「笑ってはいけない」が奇跡の復活?日テレの思惑と裏事情

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ダウンタウン(写真/Getty Imagesより)

 ついに、今年の年末は心の底から笑って年越しができそうだ。ダウンタウンがMCを務める『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけないシリーズ』が、ついに復活をするらしいという声がテレビ関係者の間でささやかれはじめている。

 「民放各局では、年末番組の編成を作る中で夏頃から大物MCのスケジュール調整を行っている。また、人気芸人は裏被りしないように、事務所を通じてある程度のスケジュールの確認を行う。今年も、すでに民放各局がMCや出演者の獲得に動き出している。TBSはボクシングか格闘技を模索しているようですが、フジテレビは大型のお笑い番組を計画している。その中で、ダウンタウンにもダメ元でオファーしたが、すでに日本テレビの番組出演が内定していると断られたようだ。放送内容は未定としているが、どうも『笑ってはいけない』を久しぶりに復活させるようだと言われている」(民放関係者)

 これまで、2006年から2020年まで放送されていた『笑ってはいけないシリーズ』。しかし、BPO(放送倫理・番組向上機構)が唱える「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」に関する審議入りが公表されると、番組内のメインとなる「ケツバット」の罰ゲームが問題視されることに。

 その影響からか、2020年の『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時!』を最後に放送は中断され、お笑いファンを悲しませ続けている。ただ、番組が放送中断となったのは、BPOとは違った問題があったようだ。

 「一番の問題は、企画演出も担当する松本人志さんからNGが出たからと言われる。どうも。2020年に放送した『ラスベガス24時』について、内容や出演者がリークされ週刊誌に報じられたことに激怒したからだそうです。BPOの顔色を伺ってというより、松本さんのOKが出ればいつでも『笑ってはいけない』を放送できる準備は整っているんです。今回、松本さんからも放送再開のゴーサインが出て、演出面を変えて放送の調整を進めているようです」(同上)

 ただ、再開というよりは、今年の放送をもって『笑ってはいけないシリーズ』に終止符を打つつもりで調整が進んでいるという。

 「ダウンタウンは浜田がすでに還暦を迎え、松本も9月の誕生日で60歳となる。2人の還暦パーティーを祝うという建前で『笑ってはいけないシリーズ』の最終回と銘打ち放送するようだ。総集編も加え、日テレは大みそかに夕方ころから超特大のダウンタウン特集を提案しているという。松本としても、日テレが本腰を入れて編成を考えていることもあり重い腰を上げる決意をした。それに、松本も番組に対してしっかりとけじめを付けていないことを気にしているようで、今年は日テレの案に乗るようだ」(スポーツ紙記者)

 ただ松本としても、最後とはいえBPOを刺激するような構成は検討の余地があるとしているという。そこで、日本テレビはケツバットに変わる罰ゲームの方法を考案中だという。

 「はじめはケツバットに悶絶するダウンタウンたちが面白かったが、徐々に飽きもあって松本さんも悩みどころだったようだ。ここ最近では、『笑ってはいけない』の中で大掛かりな企画もするようになり、メンバーが笑ってもネタを続行することがある。笑うごとにケツバットを差し込むとスピード感も無くなるからね。代替案としては、減点方式にして笑った分だけポイントが無くなる仕組みにするとか。0点になるごとに罰ゲームを受ける構成にする案が最有力候補になっているようだ」(放送作家)

 しかも、今回はケツバットに変わる罰ゲームも、エンターテイメントに仕上げていくつもりだとか。

 「これまでテレビで放送された、ありとあらゆる罰ゲームを用意するようだ。頻繁にケツバットをするとBPOも暴力的な番組だと認定する可能性もあるので、感覚としては数十分に一回罰ゲームを受ける構成にする。あくまで、登場する芸人のネタを楽しむ番組にして、罰ゲームの色を薄くする配慮を考えているようです」(同上)

 なんとかして、松本に『笑ってはいけないシリーズ』の放送を認めさせたい日本テレビ。番組放送を実現させるために、だいぶ前から調整を続けているという。

 「日テレは、ダウンタウンを起用した『ダウンタウン vs Z世代 ヤバイ昭和あり?なし?』を、2022年8月と2023年2月に放送。それぞれ高視聴率を記録した。特に今年2月の放送は、13~49歳をメインとしたコア視聴率も良く松本さんもご満悦だったとか。この特番の数字が良かったことも、最終的に松本さんがゴーサインを出した理由だと言われる。また、BPOも民放連との意見交換会で、『予見できる痛みならば対象としない』と意見を変え始めた。つまり、演者がわかっているならOKという認識になる。自分たちのせいで、『笑ってはいけないシリーズ』が放送中止となったという報道を、かなり気にかけているようです。そういったタイミングも重なり、ついにシリーズ最終章が復活するようです」(民放関係者)

 さまざまな要因が重なり、奇跡の復活となりそうな『笑ってはいけないシリーズ』。ただ復活はしても、今年で見納めになる可能性が高そうだ。

小林真一(フリーライター)

テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

こばやししんいち

最終更新:2023/07/31 20:00
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