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『水曜日のダウンタウン』企画内容がますます過激化?ホラン千秋の神対応に称賛

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『水曜日のダウンタウン』TBS公式サイトより

 6月28日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)に出演したホラン千秋の対応に称賛が集まっている。番組ではプレゼンターがさまざまな“説”を持ち寄って検証するのだが、今回は「相方が倒れて予断を許さない状況でも時間が経てば腹は減るし眠くもなる説」というドッキリ企画。そのターゲットとなったのがコロコロチキンペッパーズ・ナダル、我が家・杉山裕之、安田大サーカス・クロちゃんといった“クズキャラ”の芸人たち、そしてプレゼンターを務めたモグライダー・芝大輔の相方であるともしげだった。

 ターゲットらがホテルに宿泊中、それぞれのマネジャーから相方が倒れて意識がないと連絡が受けるという導入だったのだが、ともしげは最悪の事態を想像して涙を流し、なぜか鼻血まで大量に出てしまう。さらに携帯電話に保存した芝とのツーショット画像を眺めながら、相方に思いを馳せる場面も。

 「『水ダウ』らしからぬ、相方への思いやりに溢れたいいシーンでしたね。これに対して、クロちゃんやナダルたちももちろん相方の心配はするのですが、ルームサービスのビールとステーキをきっちり平らげ、マッサージまで受けた挙げ句、グッスリ寝入ってしまうという安定のクズっぷりでした(笑)」(芸能ライター)

 VTRが終わると、ホランは「本当はこの命に危険があるという試し方はいけないんだとは思いますけど」と苦言を呈しつつも、「やっぱりあそこでコンビのみなさんの絆とか、人間性とか出るんだなと思います」と語った。そして、「怒ってもおかしくないのに、みんなちゃんと『でも、よかったね』と言ってくれるのが、ホントよかった」と続けた。

 いつもの『水ダウ』であれば、レギュラー出演者の松本人志らがクズ芸人たちのゲスさ加減を面白おかしくイジり倒すところなのだが、ホランのコメントによって“芸人コンビのいい話”に軌道修正されたのだ。

 「このホランのコメントには、ネット上でも『有能』『救われた』といった称賛の声が相次ぎました。同番組はギリギリを攻めた企画で勝負するため、炎上することもしばしば。BPOに苦情が寄せられたこともあります。しかし今回のホランの神対応に、番組制作側はどんなにヒンシュクを買いそそうな“ヤバめの説”でも、上手くコメントで“いい話”にすり替えることができれば、未然に炎上やBPO行きを防げる、と手応えを感じたのではないでしょうか。これに味を占めて、ますます企画内容が過激になるのでは(笑)」(同)

 今後、『水ダウ』の出演陣に“ホラン枠”のようなものができるかもしれない。

マキタカフミ(ライター)

大分県出身。大学卒業後、金融専門紙記者や経済誌編集者を経てフリーライターに。「週刊SPA!」(扶桑社)、「実話ナックルズ」(大洋図書)、「一個人」(KKベストセラーズ)などに執筆。その分野は経済からエンタメ、グルメまで多岐にわたる。 著書に『神奈川あるある ご当地あるある』(TOブックス)など。

まきたかふみ

最終更新:2023/07/05 06:00
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