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矢口真里、『キョコロヒー』で“ニワカ”の極意を日向坂46齊藤京子に伝授&バラエティー再降臨待望論も

矢口真里、『キョコロヒー』でニワカの極意を日向坂46齊藤京子に伝授&バラエティー再降臨待望論もの画像1
テレビ朝日『キョコロヒー』公式サイトより

 10月16日深夜に放送された、日向坂46・齊藤京子とヒコロヒーがMCを務める『キョコロヒー』(テレビ朝日系)に、矢口真里がゲスト出演、華麗なる“ニワカ”遍歴を披露した。

 MCの2人には知らされずに、サプライズゲストとして出演した矢口。齊藤にとってはアイドルの先輩であり、ヒコロヒーは以前からファンであることを公言している矢口ということで、歓迎ムードの中でトークが始まった。

 そんな矢口が今回披露したのは、“ニワカ”遍歴とその極意。これまでマンガ、アニメ、ゲームなど、さまざまなものについて“好き”だと公言してきた矢口ならではの仕事哲学が明らかにされた。

「多くのものについて“ハマっている”と公言してきた矢口さんは、それこそ“いっちょかみ”ということで、ネットなどで叩かれることも多かった。しかし、そうやって“好きなもの”を増やしていったことが、仕事に繋がっていたのも事実です」(テレビ局関係者)

 矢口は当初“いっちょかみ”や“ニワカ”と言われることを「ちょっと悪口かなと思ってた」と告白。しかし、いつしか「ニワカって悪いものではない」という境地に達し、自ら「好きなものが沢山あります」と発信するようになったという。番組では堂々と「ニワカの矢口と申します」と名乗る場面もあった。

「芸能人として流行りには、絶対にアンテナを立てていなければいけいない」「野球は好きな球団を決めていない。全球団をほぼ観に行っている」と、独自のポリシーを語る矢口。そういったスタンスが、幅広い仕事に繋がっていくのだ。

「矢口さんのようにひな壇系の仕事が多いタレントさんの場合、流行りのものに関するトークが振られることも多い。そこに対応できれば、使い勝手がいいということでまた番組に呼ばれる可能性が高くなる。

また、特定の野球チームをだけを応援するのではなく、全体をしっかり把握しておくというのも重要。例えば“巨人ファン”が定着しているタレントさんは、巨人の仕事はくるけど、他の球団の仕事はきません。でも、矢口さんのように“全球団”をほんのり見ておけば、どの球団の仕事も入ってくる可能性がある。ある意味“ニワカのプロ”ですね」(同)

 その一方で矢口は、ピンポイントに何かを好きと言っていたことで、ガッツリ仕事を取ってきたこともある。番組内では『しゃぶしゃぶ温野菜』を好きと公言していたことがきっかけで、ある店舗のプロデュースを任された経験を明かしていた。

「“ニワカの矢口”としての成功体験は、かなり多いということです。バラエティータレントにとっては、学ぶべきことが多いトークでした」(同)

 そして矢口は、同じくいろいろなものにハマりやすい齊藤に対して〈私のニワカをあげます〉と後継者に指名。“ニワカの京子”が誕生する一幕もあった。

「今回の『キョコロヒー』では自虐を上手く交えたキレキレのトークが展開されていましたね。10年前の元モデル男性との不倫騒動以降、地上波のバラエティーでの露出は間違いなく減っていますが、矢口さんの変わらぬ底力を見せつられましたね」(同)

 日本テレビ系『上田と女が吠える夜』、フジテレビ系『トークィーンズ』など、女性タレントのトークを主軸に置くバラエティー番組も多い昨今。矢口真里の本格的な“バラエティー再降臨”を待ち望む声も聞こえてきた。ある制作会社スタッフはこう話す。

「若手のバラエティータレントだけでなく、若槻千夏さん、MEGUMIさん、いとうあさこさん、指原莉乃さんなど、キャリアを積んでいる実力者たちが活躍しているのが、最近の女性タレント界隈。

フレッシュでキャラが濃い女性タレントもいいんですが、それ以上に確実なトーク力や高い対応力を持つタレントが支持されやすい。そういう意味では矢口さんは、申し分ない。不倫騒動からそれなりに時間も経ち、それをネタにしても笑えるようにもなってきているし、まさに“最後のピース”として矢口さんが再びバラエティー界を席巻する日も近いと思いますよ」

 かつては“ワイプの女王”とまで呼ばれた矢口真里。センセーショナルなリバイバルは近そうだ。

田井じゅん(エンタメウォッチャー)

1985年生まれ。神奈川県出身。専門学校在学中より、ミニコミ誌やフリーペーパーなどでライター活動を開始。一般企業への就職を経て、週刊誌の芸能記者に転身。アイドル業界や音楽業界を中心に、その裏側を取材中。

たいじゅん

最終更新:2023/10/26 08:00
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