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ドラゴンズ「米騒動発言」CBC若狭計一アナ、中日応援番組“卒業”の余波

ドラゴンズ「米騒動発言」CBC若狭計一アナ、中日応援番組卒業の余波の画像1
(写真/Getty Imagesより)

 CBCテレビ(TBS系)の若狭敬一アナウンサーが3月末限りで中日応援番組『サンデードラゴンズ』を卒業することが3月8日、同ラジオのスポーツ番組『ドラ魂キング』で発表された。

 同局関係者が語る。

「若狭アナは4月1日から夕方のローカル情報番組『チャント!』のメインMCに“異動”することになります。ローカルテレビ局にとって、平日夕方の情報番組は最も視聴率が良くてアナウンサーにとっても露出が多い。言ってしまえば若狭アナは会社から“CBCの顔”として認められたと言っても過言ではない。実は一昨年も若狭アナは『サンドラ』卒業の可能性が浮上していました。アラフィフになり後進に譲るということでしたが、最有力候補だった当時の後輩に、会社の組合費横領疑惑が報じられたこともあり結果、後輩は退社。ライバルが思わぬ形で会社を去ってしまったことから“続投”した経緯がある。また同僚アナと授かり婚したことで、イクメンとして路線変更。主婦層がメイン視聴者の情報番組と合致したところもあります。そして2021年10月からは全国ネットの情報番組『THE TIME,』(TBS系)の東海エリア担当を拝命。重要な初回中継は三重県伊勢市にあるミニチュア姫路城からでしたが、夜明け前の真っ暗な中リハーサルを行っている最中にお堀に転落してずぶ濡れ姿で出演し、話題を呼びました」

『サンドラ』では2006年から番組MCを担当。2011年、夏場に首位と9ゲーム差離された中日を鼓舞して奇跡の逆転優勝を呼び込み、当時の落合博満監督から「お前だけうちが優勝すると言い続けていたな!」と称賛されたことは有名だ。

「取材中、中日関係者への食い込み方も半端なかった。各方面への発信力も高くて選手、関係者からの信頼も厚かったが、良くも悪くも目立ちたがり屋の性格。裏では『暑苦しい……』と煙たがる関係者もいました。局と密接な関係にあるドラゴンズに対しても、忖度なく発言し、昨年8月25日放送の『ドラ魂KING』では立浪和義監督が8月から突如選手関係者食堂で炊飯器での白米提供を止めた夕刊紙の“令和の米騒動”報道にわざわざ触れて『今日もお米はないみたいです』と追認したことで大騒動に発展した。球団も相当神経をとがらせている案件に触れた懲罰人事ではないと思いますが……」(同)

『チャント!』では中日コーナーを設けて定期的に野球現場にも足を運ぶ予定というが持ち場が移っても新たな伝説を期待したい。

黒崎さとし(編集者・ライター)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。普段は某エンタメ企業に勤務してます。

Twitter:@kurosakisatoshi

くろさきさとし

最終更新:2024/03/26 09:00
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