1兆円企業・山崎製パンの隠ぺい体質 アルバイト死亡事故にも広報担当は「笑いながら……」
#週刊誌スクープ大賞
今週の注目記事・1「『売上1兆円超』『山崎製パン』で何が起こっているのか」(『週刊新潮』4/18日号)
同・2「紅麹も! 厚労省がHPから消した健康食品(サプリ)の『副作用』」(『週刊ポスト』4/26日号)
同・3「『水原一平』最後の大勝負は『手記』『映画化』で弁済というカード」(『週刊新潮』4/18日号)
同・4「自公83議席減! 過半数割れで自民分裂」(『週刊文春』4/18日号)
同・5 「ヤフーニュースの正体」(『週刊文春』4/18日号)
同・6「『皆で有愛さんを死に追いやった』嗚咽、悲憤、号泣に『芹香斗亜』冷笑で『絶望の宙組』」(『週刊新潮』4/18日号)
同・7「青森の実家を現地ルポ 副島萌生アナが『弘前の令嬢』だったころ」(『週刊現代』4/20日号)
同・8「川勝知事 4億円せしめた二枚舌」(『週刊文春』4/18日号)
同・9「『天皇陛下』に新たな『従兄弟』が…『昭和天皇』四女『池田厚子さん(93歳)』と養子縁組した『ジュ―Cカバヤ』社長の思惑」(『週刊新潮』4/18日号)
同・10「紀子さんを焦らせる雅子さま&愛子さまインスタ」(『週刊文春』4/18日号)
【巻末付録】現代とポスト、SEXYグラビアの勝者はどっちだ!
このところ週刊誌が苦しんでいる。
自民党の派閥の裏金問題も岸田首相が指導力を取ろうと動いたはいいが、結局、中途半端なことしかできず、モヤモヤしたまま時間ばかりが経っているため、週刊誌のテーマにはなりにくい。
松本人志の裁判も始まったが、新しい動きはないまま推移している。大谷翔平の通訳の水原一平容疑者の違法賭博事件も、アメリカのメディアの報道待ちで、独自ネタは難しい。
かといって、独自ネタで話題になるものは今のところない。
春だというのに、週刊誌は未だ冬のまま。そろそろ独自ネタで読者を驚かせてほしいものである。
というわけで今週は順位なし。
最初は文春の秋篠宮紀子さんの話題から。
4月から始まった宮内庁のインスタグラムが好調だそうだ。しかし、そこには天皇皇后と愛子さんたちの近況ばかりで、秋篠宮家は今のところ登場しないそうだ。
宮内庁は「両陛下の活動を中心に投稿する」という方針らしいが、皇位継承順位1位の秋篠宮や2位の悠仁さんが出てこないのは違和感があると宮内庁関係者にいわせている。
新潮によると、最近の紀子さんは、取材に来た雑誌や新聞社の記者に声をかけることがあるという。
例えば、2月16日の「現代女流書100人展」を鑑賞した時は、最後に記者たちの方に向き直り、
「皆さんは書道はされていましたか」
と尋ねたそうだ。
その紀子さんが頭を悩ませているのは、高校3年になった長男・悠仁さんの進学問題。
「悠仁さまは高校進学時に『提携校進学制度』を利用されたことから、『特別扱い』と批判を集めた。紀子さまは、大学進学でその轍を踏まないように“どんな試験を受け、どう発信すれば国民の納得が得られるか”ということを思案しておられるのです」(秋篠宮家関係者)
私からいわせれば、そんなことに悩むことはないといいたい。特権階級なのだから、東大に推薦入学で入ればいいのだ。世論は多少騒ぐだろうが、下々とは違う世界で生きている人なのだからと、国民はすぐに忘れてくれる。
初めての東大卒の天皇になったところで、それだけで、より偉くなるわけでも、賢くなるわけでもない。
天皇に肩書など無用である。だが、母親の紀子さんがそうしたいと思うなら、そうすればいい。変に世論に気を遣っていると、悠仁さんが伸び伸びと育たなくなるかもしれない。
天皇になってからも、世論にばかり気を遣う、岸田首相のようになるかもしれない。
“孤高”に耐えられないようでは、天皇の座も茨の道になる。
そこのところを紀子さんは、どう考えているのだろうか。聞いてみたいものである。
お次は、やはり新潮の天皇にまつわる物語である。
昭和天皇の第四皇女、つまり上皇陛下の姉にあたる池田厚子さんという方がいる。今93歳になるというが、その彼女が養子を迎えていたことがわかったと、新潮がトップで報じている。
しかもその養子というのは、我々世代には懐かしい菓子メーカーの『カバヤ』の代表の野津基弘(53)だというのである。
池田さんは、21歳で岡山の実業家・池田隆政に嫁いだ。池田は、備前岡山藩主・池田家の16代当主。
池田は動物をこよなく愛し、「池田動物園」をつくった。現在は亡夫の代わりに園長を務めているそうだ。
カバヤも岡山に本社を構え、現在の代表が三代目になる。売上高は200億円超で、赤字になる動物園を応援する会をつくり、動物園の筆頭株主でもあるという。
昨年8月には池田厚子さんがカバヤの取締役に就任しているそうだ。
池田さんには跡取りがいないという。16代も続いてきたため、池田家の親族から養子を探していたそうだが、見つからなかったようだ。
カバヤの野津は、以前から、「爵位がほしい」「霞会館に入れないか」と、常々口にしていたという。
そうしたこともあって、双方の考えが一致して、今回の養子縁組になったというのである。
私は、いい話だと思う。養子縁組は、双方が望んでいることが一番いい。カバヤ、いいではないか。
カバヤのキャラメルを買うと小さな景品が付いてきた。子供の頃は、それを集めて一人で遊ぶのが好きだった。懐かしい思い出である。
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