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木村拓哉、SMAP再結成の最低条件は工藤静香との離婚か

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木村拓哉

 SMAP解散騒動その後もあって、対外的にはおしどり夫婦を貫き通してきた木村拓哉と工藤静香。

 2018年ごろから新星のごとくデビューを飾った2人の娘Kōki,とCocomiのプロデュースで多忙となった静香と徐々にすれ違いが生じている……とっいった夫婦の不仲は度々、業界では噂になってきた。

 3月3日発売の「フライデー」(講談社)に “電撃離婚”の記事がでたことで、いよいよ噂は事実になるのか、注目が集まっている。

 娘たちも成人し、夫・木村もソロになって不安定な時期を抜けきったタイミング、さらには昨年の『NHK紅白歌合戦』で“絡み”はなかったものの元カレであるX JAPANのYoshikiとの共演、放送後に行ったYoshikiらの生配信で本人が静香と連絡を取り合っていることなどを暴露したことも、離婚危機報道に導いたのだろう。

 結局は直撃取材を受けた静香が笑い飛ばして今回の騒動は収束したが、そもそも、SMAP解散の一連の騒動の原因のひとつには、この“奥様”がいたことはファンなら誰もが知るところ。

 SMAPを育てた恩人マネージャーのI氏が後継者争いの中で退職を余儀なくされた際に、メンバーと一緒に退所予定だった木村を、ジャニーズに残るよう引き止めたのは静香だともいわれている。

 まだジャニーズタレントの結婚が“ご法度”だった時代に、人気絶頂の木村と授かり婚をしても最終的には許されるほど、静香は当時ジャニーズ事務所の経営全般を取り仕切っていた生前の藤島メリー氏から可愛がられていた。

「SMAP元マネージャーのIさんは当時、木村さんと工藤さんの結婚を快く思っておらず、例えば工藤さんがインタビューや記者の突撃取材などで木村について聞かれることにも不快感を示し、コメントをさせないようにしていました。SMAPには家族以上の愛情があり、メンバーを子供のように可愛がっていたわけですからね。工藤さんにもっていかれてしまったという思いもあったんでしょう。逆に、騒動のときに工藤さんが木村さんをジャニーズ事務所に留まらせたのも、してやったりだったんじゃないですか。他のメンバーが“隠してきた”交際や結婚、子供を持つことを堂々とやってのけ、安定した旦那のキャリアまで守る凄腕プロデューサーですよ。工藤さんは、メリーさんから寵愛されていて、いわば自分の恩人だった人を、裏切れなかったのもあるでしょう。ただ、彼女が旅立った今、すでに義理を果たせていますからね」(芸能記者)

 本人たちの気持ちは本人たちにしかわからないが、こうした静香がキーポイントになる話は芸能関係者の中では安定的に存在しているのだ。

 周知の通り、ジャニーズ事務所も往時の勢いを失いつつあるなか、娘たちも芸能人として自立し木村の“親”としての縛りがなくなってきており、SMAPメンバー再集結の期待もまた、徐々に色濃くなってきている。

 だが……。

「元マネージャーのIさんは、SMAP再結成の条件を“木村くんと工藤さんの離婚”といってはばからないですからね。木村くんは今もトップスターですが、他の多くのジャニタレ同様、老年に差し掛かっている中で、活動の幅を広げたいなら独立してもいいはず。Iさん率いる『新しい地図』のメンバーたちも、地道に頑張って活動していますし、中居(正広)くんもうまい具合に独立して成功してますからね。なんなら、木村ファミリーとして家族共演などで売り出す目論見も工藤さんにはあるなんていわれていますから、好都合でしょう。工藤さんは娘たちの海外進出を考えているそうですから、離婚して娘たちと海外を拠点にし、木村くんをSMAPとして再始動させつつも、娘たちとも共演させる、そんなビジネスパートナー兼プロデューサーの手腕を発揮することもあり得そう」(テレビ局スタッフ)

 静香は公式インスタグラムで、娘2人のみならず旦那である木村をわざわざフォローする“家族愛”の強さを見せつけてくれている。足並みそろえて独立するはずが、そんな家族愛の強さから木村が鞍替えたようにうつったため、元SMAPメンバーの中では少し浮いた存在になってしまった。

“SMAPではなく、静香を選んだ”などの印象が独り歩きし、毛嫌いするファンも多く、SMAP再結成するためには、やはりそこをクリーンにすることも先決になってきそう。

「新しい地図のメンバーもやっぱりSMAPは大切な存在であるし、木村くんも中居くんも仲間だと思っていますよ。一方で、中居くん側は木村くんとの共演や再結成はないといい切っています。木村くんにしても最新作はコケましたが、岐阜のイベントに参加してあれだけ人が集まり話題になるのですから、自分が落ちたなんてまるで思っちゃいないでしょう。離婚するかどうかは別にしても、今後も工藤さんがキーになってくるのは間違いないでしょう」(同前・スタッフ)

 火のないところに煙は立たぬというが、今後の木村の行方は、果たして誰がタクトを振るのだろうかーー。

黒崎さとし(編集者・ライター)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。普段は某エンタメ企業に勤務してます。

Twitter:@kurosakisatoshi

くろさきさとし

最終更新:2023/03/19 08:00
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