日刊サイゾー トップ > パーフェクトワールド

パーフェクトワールドの記事一覧 (10件)

投げかけられた問いに、私たちはどんな答えが出せるだろう――ドラマ『パーフェクトワールド』最終話

(これまでのレビューはこちらから)  オー・ヘンリーの小説に『賢者の贈り物』という短編作品がある。  ある若い夫婦が、クリスマスに相手へのプレゼントを渡そうと考える。妻は、夫...

人生に「もし」はないから――ドラマ『パーフェクトワールド』第9話

(これまでのレビューはこちらから)  テレビや映画を見ていて、何か悪い展開になりそうなシーンが出てくると、ハラハラして見ていられなくなる人というのがいるらしい。「共感性が高い...

本当の気持ちに気づいた二人の心の行方は?――ドラマ『パーフェクトワールド』第8話

(これまでのレビューはこちらから)  東日本大震災の時、私は東京にいた。ビルの6階にあった事務所で、今まで経験したこともないような揺れを感じ、机の下にもぐりこみながら「これは...

二人の関係に名前をつけて縛りつけるのはもうやめよう――ドラマ『パーフェクトワールド』第7話

(これまでのレビューはこちらから)  私の知り合いに、女友達がやたらと多い男がいる。出会いのきっかけはさまざまのようだが、その中にはかつて付き合っていた女性――いわゆる「元カ...

「かたおもい」が紡ぐ色とりどりの景色――ドラマ『パーフェクトワールド』第6話

(これまでのレビューはこちらから) 「かたおもい」が紡ぐ色とりどりの景色――ドラマ『パーフェクトワールド』第6話  小泉今日子が、ヒット曲「木枯しに抱かれて」で、「せつない片...

「ありがとう」と抱きしめあったまま二人は別れを選んだ――ドラマ『パーフェクトワールド』第5話

(これまでのレビューはこちらから)  私が初めて松本に行ったのは、20年以上前のことだ。1996年に放送されたドラマ『白線流し』(フジテレビ系)が好きで、そのロケ地を訪ねて回...

“愛情”と“献身”のはざまで――ドラマ『パーフェクトワールド』第4話

(これまでのレビューはこちらから)  ドラマ『パーフェクトワールド』(フジテレビ系)で、樹(松坂桃李)を献身的に介護するヘルパー・長沢を演じている中村ゆり。私が彼女を最初に知...

「第三者」の思いがあふれてくる――ドラマ『パーフェクトワールド』第3話

(これまでのレビューはこちらから)  恋愛ドラマにおいて、第何話あたりで主人公の恋が成就するかというのは、その先の展開を予想する中で重要な問題だ。  最初から「付き合っている...

「無力」であることを知って人はまた少し強くなる――ドラマ『パーフェクトワールド』第2話

(これまでのレビューはこちらから)  山本美月は不思議な女優だ。  元々モデル出身だけあって、実に美しい整った顔立ちをしている。ともすれば、冷たくも感じられるその崇高さは、演...

障害者ドラマに託されたメッセージが聞こえる――ドラマ『パーフェクトワールド』第1話

 テレビなどのメディアで身体障害者を取り上げる場合、かなりデリケートな問題が起こりがちだ。  2016年に放送された、『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)で、障...
ページ上部へ戻る

パーフェクトワールド記事一覧ページ。日刊サイゾーはジャニーズやアイドルなどの芸能界のニュースを届ける、雑誌サイゾーのWEB版です。タレントや芸能界の噂や政治の裏話などをお届けします。グラビアアイドルのイベントニュースや悩殺写真も満載! アニメや映画などのサブカルチャーに関する記事やコラムも。

トップページへ
アイドル・お笑い・ドラマ…ディープなエンタメニュースなら日刊サイゾー
  • facebook
  • twitter
  • feed
イチオシ企画

春ドラマ開始! 今クール一番人気は?

2023年も4月に入り、新ドラマが続々とスタートを切っている。あの作品の評判をチェック!
写真
特集

「結いのおと」を成功せた“実行力”

 新型コロナもひとつ一段落し、今年はリアルでのイベントが盛り上がりをみせている。特に人々が待ち焦がれていたのが、音楽フェスだ。日本でフェス文化が一...…
写真
人気連載

翔太郎氏に見るマイナンバーカードへの不安

今週の注目記事・第1位「岸田文雄首相 首相公...…
写真
UPCOMING

る鹿、彼女が見た「正夢」

 モデルとして活動しながら、自身が立ち上げたブランド「DEERTRIP」のディレクターを務め、2021年1月にはゆらゆら帝国『空洞です』のカバ...…
写真