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テレビ辛口研究所

視聴率20%超えは難しい!? 月9初主演で注目される剛力彩芽『ビブリア古書堂』の前途

goriki1222.jpg「剛力彩芽 カレンダー2013年」
(ハゴロモ)

 2013年の1月から放送開始予定のフジ月9の新ドラマ、『ビブリア古書堂の事件手帖』。主演に剛力彩芽が抜擢され、賛否含めて大きな話題になっている。

 12月現在は、木村拓哉主演の『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん~』が12月17日放送の第9話までの平均視聴率が17.5%と好調だが、「月9」は言うまでもなく人気ドラマ枠の代表格。その主演に選ばれたということで、剛力への期待度がうかがえる。

 20歳で月9主演という剛力だが、これまでの人気女優たちの月9主演(または主演格)デビュー作品は、どのぐらいの視聴率を獲得してきたのだろうか。

 1987年4月に『欽ドン!』の後番組として放送された『アナウンサーぷっつん物語』から続くこの「月9」のドラマ枠の中から、平均視聴率を調べてみた。

 まず、平均視聴率が25%を超える大ヒットドラマとなった作品の主演女優は、以下のふたり。

・石田ひかり『あすなろ白書』(93年・当時年齢21歳)→27.0%
・山口智子『ロングバケーション』(96年・31歳)→29.6%

 石田も山口も、ほかの枠での実績がすでにあったり、特に『ロンバケ』は言うまでもなく、木村拓哉の影響も非常に大きいと思うが、すごい数字であることは間違いない。

 続いて20~25%の枠に注目してみると……

・鈴木保奈美『東京ラブストーリー』(91年・24歳)→22.9%
・観月ありさ『じゃじゃ馬ならし』(93年・16歳)→21.8%
・和久井映見『妹よ』(94年・23歳)→24.6%
・柴咲コウ『ガリレオ』(07年・26歳)→21.9%

 といった顔ぶれが並ぶ。長い歴史の中でも、初めての月9で20%超えを記録した女優は少ない。近年、テレビ全体の視聴率が90年代と比べて低くなっていることを鑑みると、初月9での20%超えというのは、なかなかハードルが高そうだ。

 15~20%の枠になると、さすが月9というか、豪華な顔ぶれがズラリと揃う。

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