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平成J-POPプレイバック!

誤解されたからこそ売れた? THE YELLOW MONKEYの根底にある“シリアスな表現衝動”

文=青木優

TRIAD YEARS actII』(日本コロムビア)

平成が終わろうとしている今、90年代に始まったJ-POPの流れがひとつの節目を迎えている。あのアーティストの楽曲はなぜ、ヒットしたのか? 音楽ライターの青木優が徹底分析!

<過去記事はこちらから>

 平成の終わりとともに、実はこの連載の終了も接近中……カウントダウン!

 今回はその平成を彩ったロック・バンド、THE YELLOW MONKEYについて。19年ぶりになるオリジナル・アルバム『9999』がリリースされたばかりである。僕も、いま発売中の「音楽と人」で彼らにがっつりインタビューをし、原稿を書いているので、ぜひご一読を。

 と、本題の前に。このTHE YELLOW MONKEY、通称「イエモン」と呼ばれているが、実はこの言い方、90年代当時はあまり公には口にされなかった。ファンや関係者の間で使われていたところも少しあるものの、なんか違う気がして、僕も原稿で使った記憶がない(当時は彼らの記事をたくさんは書いてなかったが)。イエモンは、ほんとに非公式な呼び方で、しかもあまり腑に落ちないものだったというか……この感じ、古参のファンじゃないと、わかってもらえないか。

 ただ、2013年にファン投票によるベスト盤『イエモン』がリリースされてからは公認になった気がして、それからは安心して呼ぶようになった次第。なので、ここでもイエモンと呼ぶ。

 さて、最近よく目にするのはこのCM。

 いや、カッコいい。ただ、「吉井さんひとりじゃなくバンドで出してほしかった!」という意見を多数耳にしていて、そこは僕もまったく同感。わかりやすくしたいのはわかるが、メンバー4人がそろってたらもっとカッコ良かったと思う。

 で、ここで使われてるのは「天道虫」という曲。まさにライヴ映えするロック・ナンバーだ。

 これと、ドラマ『刑事ゼロ』(テレビ朝日系)の主題歌だった「I don’t know」の2曲がアルバムからのリード曲的な存在と言えるだろうか。

 この歌のビターな感覚、実に今のイエモンのモードという感じだ。アルバムでも最後を締めくくる曲になっている。

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