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捕まった仲間を追いかけ、少年たちが交番襲撃! 韓国で高まる「少年犯罪厳罰化」の声

 それだけに、ネット民たちの反応も少年たちに厳しい。「学校に行ってない不良だそうだが、やっぱりアホだな」「暴力映画の見すぎ」「こいつら中二病か? 世も末だな」「こんなヤツらは社会から隔離させるべき」といった批判が殺到。警察という公権力にすら怖いもの知らずの彼らに、「未成年だろうがなんだろうが、適切な処罰を下してほしい」との声が上がっている。

 というのも、韓国では近年、10代による犯罪の手口がますます悪質になってきているのだ。2カ月ほど前には、20歳の知的障害者の頭をハイヒールで叩き、失明の危機に陥るまで暴力を振るっただけではなく、タバコの火を体に押し当てたり、熱湯を性器にかけてやけどを負わせた挙げ句、臓器売買を図るという痛ましい事件があったが(参照記事)、それも10代の男女5人によるものだった。しかも、それが女子高生のリードで行われたという事実は、韓国社会に大きな衝撃を与えた。そのほか、紙幣やクレジットカードの偽造、性売買のあっせんなど、犯罪内容がほぼ大人と変わらないのが現状である。韓国で10代の犯罪処罰を強化するべきという主張が、どんどん広がっているわけだ。

 交番に乱入して警察官ともみ合うことが“熱き友情”だと勘違いした少年たち。若気の至りとはいえ、その傍若無人さにはあきれるばかりだ。
(文=李ハナ)

最終更新:2016/01/26 15:18
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