読書家アピールの東野幸治「週刊新潮」で連載を持つ“最大のメリット”とは?

2018.01.03

吉本興業公式サイトより

 かつてのひな壇芸人がどこへやら、すっかり司会業が板についた東野幸治が、週刊誌で連載を開始。“読書家・東野幸治”という戦略は、今後の芸能活動の枠を大きく広げそうだ。

 東野が連載を始めたのは、「週刊新潮」(新潮社)の「この素晴らしき世界」というコラムだ。WEBサイト「デイリー新潮」によれば、東野は90年代から週刊誌が大好きで、事務所に「無名の雑誌でもいいです、週刊誌でも月刊誌でもいいです」と頼んだところ、週刊新潮に決まったのだそう。コラムは、東野の周りにいる芸人たちをスケッチするもので、第1回では西川きよしが取り上げられている。

 ピース又吉をはじめ、劇団ひとり、麒麟・田村裕、品川庄司の品川ヒロシなど、本を出して話題になった芸人は多いが、東野もかつて、小説(『泥の家族』幻冬舎、2000年)や、ブログをまとめたエッセイ(『この間。』ワニブックス、13年)を出している。11月には『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の“読書芸人”の回に出演し、読書家をアピールした東野だが、週刊誌での連載は彼にどんな影響をもたらすのか? 週刊誌記者が語る。

「書く内容がどうであれ、週刊新潮でコラムを書いているうちは、東野幸治は週刊新潮には絶対スクープされません。芸人とは違いますが、作家のスキャンダルがなかなか表沙汰にならないのは、それまでにその作家とすでに仕事をしたか、これから仕事をしようという人間が必ず社内にいるからです。仮に週刊誌が大きなネタをつかんでも、週刊誌の売り上げなど、たかが知れたもの。記者はイケイケでも、そのネタは絶対に上で潰されます」

 まさか東野が、こういったことまで計算ずくでコラムを書きたいと願ったはずはないが、スキャンダルが命取りとなる芸能人にとっては、なかなか賢いライフハック。“新潮で連載”というハクも付くだけに、まさに一石二鳥と言えそうだ。

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