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BBC「日本人はセックスしない」番組の悪影響……“性の悦び”を教えたい外国人が続々来日中!?

※イメージ画像

 世界中で活況の民泊市場だが、日本では旅館業の圧迫、ずさんな運営者によるトラブル続きでイメージが悪化。新法施行で健全化を進めてはいるが、不良外国人が犯罪アジトに使った例などもあり、国民の不安感は拭えていない。

 都内のある民泊施設では「外国人男性にセクハラされた」という女性の被害が相次いで報告された。

「連続レイプ事件かと思った警察官が複数の女性から詳しく話を聞くと、男性に部屋に連れ込まれた後、女性は襲われたのではなく、セックスの話を延々とされる“セクハラ”被害があったと主張していたそうです。そこで問題の外国人を聴取したら、40代の元宣教師だというイギリス人で、マジメな顔して『セックスの良さを説きたかった』と言ったとか」(施設関係者)

 このイギリス人男性は昨年、BBCが放送した「日本人はセックスしない」という特集番組を見て、少子化が伝えられる日本に「性の喜びを伝えよう」と決心、あくまで口頭で説明し、合意があれば実践してあげようと思ったのだという。

「相手女性らは英語力が不十分で、本気で口説かれてると勘違いしていた中で、セックスの書籍を見せられて、そんな話ばかりされるので怖くなったみたいです」(同)

 この件は誤解があったとして事件化せずに済んだというが、実のところ来日外国人にはBBCの同番組を見て勘違いした者が少なくない。ある警察関係者の話では、日本人女性への付きまとい、ナンパによるトラブルで、外国人男性が「日本人女性はセックスに困っていて落としやすいとテレビで見た」などと答える者が急増しているという。

 実際に昨年、BBCはこの番組の一部をネットでも配信したところ、視聴数1位になるほどの大反響となった。ネット版は3分程度の短いダイジェストだが、「日本は成熟した多様なセックス文化を持っているのに、セックスをしない若者が増えている」と紹介。「18~34歳の若い世代の46%が童貞もしくは処女の未経験者で、内64%が異性と接触を持とうともしない」と伝えた。

 そのデータが何に基づくものなのかは不明だったが、番組には日本人の証言も登場し、20代男性は「女性に告白しても受け入れてもらえず、自分に自信がない。傷つきたくないから恋愛もののアニメやマンガに逃げている」と話し、20代女性は「睡眠欲、食欲が優先で、性欲は必要とは思えない。プライベートの時間を男性に制限されるのは嫌だ」と話した。

 確かにこんな番組を見れば、「日本人にセックスの喜びを教えてやろう」と妙な気を起こす外国人が増えてもおかしくはない。

 日本人のセックスレス化は、過去にもアメリカのCNNやロイター、ロシアのスプートニクなども「日本人夫婦の半数以上がセックスレス」「日本で中年童貞が増加」などと伝えており、こうした話には「たくさんの外国人がやってくる2020年の東京五輪でも悪影響がありそう」と前出の警察関係者も不安視する。

「前回のリオ五輪では開催期間中に現地のセックスワーカーがかなり膨れ上がったそうですが、日本の場合は一部の性産業が認められていながら、外国人客を断る店が多いので、必然的にナンパが増え、その分トラブルが起きやすいと思います。日本人男性よりもナンパに躊躇がない外国人男性が、BBC番組を変に曲解して強引なナンパをしまくれば、深刻なトラブルもかなり増えそう」

 異性交遊に消極的だとされる日本人の若者がいるのは事実かもしれないが、それが極端に「セックスの喜びを知らない人々」と決めつけてかかられると社会風紀の悪化に発展しそうだ。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

最終更新:2018/06/28 23:00
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