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『私が「にんぎょひめ」だったころ』刊行記念インタビュー

「タイタン」敏腕”愛妻”社長・太田光代が描く新時代のエンタテインメント

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 爆笑問題・太田光の妻であり、所属事務所「タイタン」の社長としても活躍する太田光代氏。3月26日、そんな彼女がエッセイ集『私が「にんぎょひめ」だったころ』(集英社インターナショナル)を出版した。

 これは、フリーペーパー「VA magazine」での連載コラムを中心にまとめたもので、「にんぎょひめ」の童話に夢中になった少女時代から、夫婦関係にまつわる話や酒の席での失敗談まで、自分自身に関することが赤裸々に語られている。敏腕社長として有名な彼女の飾らない素顔が見える内容だ。

 最近はTwitterにもハマり気味という光代氏に、著書の話から夫・太田光氏の映画制作の舞台裏まで、話をうかがうことにした。

――著書の中では、足の病気で3歳まで入院生活を送っていたことなど、ご自分の過去についても赤裸々に書かれていますね。なぜこういうことを書こうと思われたんですか?

太田光代(以下、太田) 連載の依頼を頂いたときには、特にテーマは決まっていなかったんです。ただ、私ってあんまりメモを取らない人なので、普段の生活で「ああ、あれを書こう」とか思っても、いざ書くときには忘れちゃうんです(笑)。だから、そのときになって周りを見渡して、必死でネタを探して書いていただけですね。

――文章を書く上で苦労した点はありますか?

太田 これは、仕事外のときに作業してるんですよ。でも、こういう文章って、お酒を飲みながらでは書けないんですね。だから、その間はお酒も我慢して、書き終わったら飲む、っていうことをずっとやっていました。

――最近、お笑いライブを映画館で生配信する「タイタンシネマライブ」という事業を新たに始められたそうですが、これをやることにしたきっかけは何だったんですか?

太田 「タイタンライブ」自体は昔からやってるんですが、チケットがなかなか買えないという声が多くて、何とかできないかな、とは思っていたんですね。それで、映画会社の人と話をしていたときに、このアイデアを思いついたんです。

――すでに4回行われていますが、評判はいかがですか?

太田 好評なんですが、なかなか一般の人にはイメージが分からないみたいなんですよ。お笑いを映画館で観るっていうのが、想像を超えている感じがあるらしくて。

 日本人は行儀がいいので、映画館でも「静かに観なきゃいけない」っていう風潮があるんですよ。面白くても笑ってはいけない、みたいな雰囲気があって。1回目にやったときにも、客席がやけに静かだったんで、2回目からは「気楽に見てください」とアナウンスするようにしました。そうしたらだいぶ笑って楽しんでもらえるようになりましたね。

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――太田光さん監督の映画作品の制作も進んでいるそうですが、今はどういう状況ですか?

太田 今は脚本を書いているところです。こっちはこっちのペースで事務的なことがどんどん進んでいくので、せっつかれているような感じはあったんでしょうね。一時期はきつそうでしたが、ここ1、2カ月くらいでだいぶ余裕が出てきたと思います。

――現段階では、制作過程としては何割ぐらい進んでいるものなんでしょうか?

太田 私がやるべきことは順調に進んでいます。向こうのやることとしては、ようやく脚本が出来上がってくるかな、という感じです。この間見せてもらったときに、半分くらい出来ていましたから。彼は、書きかけの状態では絶対見せてくれないんですよ。だから、見せられる範囲になったのが半分で、まだ手直ししていないものが半分ある、ということです。

――映画のジャンルとしては、コメディですか?

太田 ええ、コメディです。彼がやることは全部コメディですから。

――光代社長はTwitterもかなり活用されているみたいですね。始めたきっかけは何ですか?

太田 これは、映画の仕事をしていて、東宝の人に勧められたんです。PRの一環としてやってみてはどうですか、と。私はもともと、パソコンをチャットで覚えたんですよ。だから、チャットだと思えばやりやすい感じがあって、慣れるのは早かったと思います。

――どういうときに、ツイッターの楽しさが分かってきたんですか?

太田 1人で飲んでるときに、そのときの情景を実況していたら、結構反応があったんです。あるとき、お店の2階から、洗面器が落っこちてきたんですよ(笑)。で、なんで落ちてきたのか分からなかったから、そういうことを書いたりして。あとは、何でもない日常の話をつぶやく人の言うことが、やけにツボにはまったりとか。今では、自社のPRよりも、個人的なことの方が楽しくなっちゃって。でも、それが正当な使い方なのかもしれないですね。

――これからはどういう事業を考えていますか?

太田 私がネット配信の仕事を始めて会社を作ったときには、世間では「ネット上で課金して利益を生むビジネスは無理だ」って言われていたときだったんですよ。でも、最近はツイッターが出てきたり、ちょっと状況が変わってきたのかな、という感じがしますね。シネマライブは上映館数を増やしていきたいし、ネット配信に向いているコンテンツっていうのもあると思うので、そういうものを手がけていきたいです。
(取材・文=ラリー遠田)

●おおた・みつよ
東京都生まれ。モデル活動などを経て、太田プロからモノマネタレントとしてデビュー。1990年、爆笑問題・太田光と結婚。同時期に太田プロから独立した爆笑問題をサポートし、93年より芸能事務所「タイタン」代表取締役社長。

●『爆笑問題withタイタンシネマライブ #5』
日程:6月11日(金)
開演:午後7時30分~

チケットを売り出すと同時に即完売するという人気のお笑いライブ『タイタンライブ』が、全国11カ所、TOHOシネマズの映画館で同時生中継されます! 爆笑問題をはじめとする人気芸人たちによるお笑いライブを、映画館の大スクリーンで同時生中継するという前代未聞の試みは、新たなエンタテインメントの形として注目されています。

劇場:全国TOHOシネマズ11館で同時生中継!
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ/TOHOシネマズ 府中/TOHOシネマズ 海老名
TOHOシネマズ 川崎/TOHOシネマズ 船橋ららぽーと/TOHOシネマズ 浜松
TOHOシネマズ 名古屋ベイシティ/TOHOシネマズ なんば/TOHOシネマズ西宮OS
TOHOシネマズ トリアス久山/TOHOシネマズ 長崎

出演者:爆笑問題/長井秀和/宮地大介/5番6番他、ゲスト多数出演予定

前売チケット 2,000円(全席指定)全国のチケットぴあ、またはインターネットチケット販売’vit’及び各上映劇場窓口にて前売チケット5月7日(金)より発売開始!
当日チケット 2,200円(全席指定)/当日チケットはTOHOシネマズ劇場窓口のみにて発売。

私が「にんぎょひめ」だったころ
集英社インターナショナル刊/1,260円
酒豪で知られ、爆笑問題・太田光の”愛妻”である著者には、父を知らず、母とも離れ、足の病気の治療のために3歳まで病院で過ごした孤独な少女時代があった……。個性を育んだ少女時代の思い出、不思議で面白い夫婦の話、敏腕社長の仕事の流儀、お酒での失敗談・武勇伝など、いま最も旬な彼女がセキララに語るエッセイ集。
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最終更新:2018/12/07 18:28
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