日刊サイゾー トップ > その他 > サイゾーpremium  > 高齢ファンとダメ制作陣のはざまで揺れるジャニーズの”隆盛と盛衰”
凋落するジャニーズの真実【1】

高齢ファンとダメ制作陣のはざまで揺れるジャニーズの”隆盛と盛衰”

1010_arashi.jpgまさに”嵐の年”だった2009年。今後のジャニーズ事
務所の存亡は、ひとえに彼らが握っている!?

──SMAPが落ち目の今、嵐が今後のジャニーズを支えていく──と思いきや、昨年の”嵐フィーバー”が一段落し、なんだか嵐にも勢いがない。それに続くべき、NEWS、関ジャニ∞、KAT-TUNも失速気味で──。ジャニーズ帝国の行く末を、データをもとに徹底検証!!

 最近、ジャニーズの勢いが落ちてきた。

“国民的アイドル”と呼ばれたSMAPの人気が徐々に落ち着き、昨年あたりから嵐の人気が急騰、SMAPを追い抜いた、という声が出てきた。だが、嵐はかつてのSMAPフィーバーに比べ、規模は圧倒的に小さい。嵐以降はどうだろうか? NEWS、関ジャニ∞、KAT-TUN、Hey! Say! JUMP……。メンバーの名前さえ、満足には答えられないグループばかりではなかろうか?

 実際にデータで比較してみよう。

 1991年にCDデビューしたSMAPは、98年に発表したシングル「夜空ノムコウ」で初めてのミリオンを達成した。96年に木村拓哉が主演したドラマ『ロングバケーション』(フジテレビ系)の最終回は、視聴率36・7%をたたき出した(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。

 そんなSMAPの勢いに乗って99年にデビューした嵐の初ミリオン達成は、デビュー10年目の09年、ベストアルバム『All the BEST! 1999-2009』である。しかし10年7月期の松本潤主演月9ドラマ『夏の恋は虹色に輝く』(同)は、初回こそ15・7%だったものの、以降は10〜12%台と低迷している。

 そのあとにデビューしたグループは、もっと大変だ。03年デビューのNEWSのCD売り上げ最高記録は、シングル「希望〜Yell〜」の39万枚である。山下智久が主演した月9ドラマ『コード・ブルー 2nd season』(同)の最高視聴率は、初回の18・8%だった。

 06年メジャーデビューのKAT-TUNはデビューシングル「Real Face」こそミリオンを達成したが、最新シングル「Going!」は約27万枚と、まったく振るっていない。亀梨和也が主演した『ヤマトナデシコ七変化』(TBS系)の最高視聴率は、初回の12・1%。あとは一ケタ台だ。

最終更新:2010/09/16 23:07
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

『光る君へ』疫病の流行と宮中での火事

──歴史エッセイスト・堀江宏樹が国民的番組・NH...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真