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『愛のえじき 女教師ハルカの告白』公開記念インタビュー

前バリは逆に恥ずかしい!? 範田紗々が体当たりで挑むサイコホラー

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 人気の絶頂から一転、今年7月に突然のAV引退を宣言した範田紗々。現在は女優として活躍している彼女の初主演ホラー映画『愛のえじき 女教師ハルカの告白』が12月1日より公開される。最新のCG技術を駆使していることでも話題の今作、彼女も血糊まみれになりながらトラウマを抱える女教師「ハルカ」を熱演している。今回、日刊サイゾーでは映画の見所や、それにかける意気込み、そして今だから話せるAVへの想いを語ってもらった。


■「男優さんに囲まれてドキドキしました」

――『愛のえじき』はホラーということですが、ホラー映画はよく見るんですか?

「そうですね。好きな映画のジャンルはホラーとかドキュメンタリーなんです。特にホラーは、日本とか韓国の黒髪の女優さんが出ている方が親しみやすくて怖いんですよ。洋画で金髪の女優さんがキャーキャー言ってても、別世界な感じがしちゃってあんまり怖くないんです。母がすごくホラー映画が大好きな人だったので、その影響で小さい時から見ています。もちろん映画館で見るのは怖いんですけど」

――ホラー映画が情操教育だったんですね。

「逆に普通のアニメを全然見ずに育ってきたんです。だから私、ジブリアニメとか見ていないんですよ」

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――そんな範田さんが主演する今作ですが、撮影期間はどれくらいだったんですか?

「1週間くらいですね。ちょうど一年前くらいに撮影したんですが、廃工場みたいな場所での撮影だったのですごく怖かったんですよ」

――撮影でのいちばん思い出深い出来事は何でしょうか?

「今作ではバレー部顧問の女教師を演じています。AVでも『いけない!紗々先生』などで女教師ものはやってるんですけど、生徒役のAV男優さんはだいたい40歳くらいの方々なんです。今回は19歳とか20歳とかリアルな学生に近い年齢だったので、ちょっとドキドキしました。私は女子校、女子大出身で若い男の子に囲まれるっていう経験がなかったので、『あ、映画なんだ』って思いました(笑)」

――今作は「勝ったらおっぱいを見せる」というストーリーですが、これは……あの作品ですよね? 本家を見て参考にされましたか?

「ちょっと監督には聞けなかったんですが……あれですよね? 予告編は見たんですけど、本編は見てないです。だって、別モノですから!」

――確かに(笑)。ところで、映画の撮影とAVの撮影はやっぱり違うものなのでしょうか?

「スタッフさんがいっぱいいるのはAVと変わらないんですが、映画だとリハがあるのが違いますね。AVは一発本番なので」

――慣れない環境だったかと思いますが、緊張しましたか?

「いや、もう楽しくて仕方なかったんです。監督さんがすごく優しい方で、何をやっても『素晴らしい!』と褒めてくれたんです。その言葉で頑張れました」

――そこまで褒められると逆に不安になりませんか?

「なりました(笑)。歩くだけでも『素晴らしい!』って褒めてくれるんですよ。監督さんとの相性もよくて、大好きなホラー映画で、しかも初主演ということで、すごく楽しい撮影になりました」

■「本当は前バリはしたくない」

――範田さんにとって、AVと映画ではどちらが楽しいんでしょうか?

「うーん、AVの方が気持ちいいですね(笑)。今回もセクシーシーンはあるんですが、残念ながら前バリがあるので……。股間が肌色になる方が、パイパンみたいで逆に恥ずかしいんですよ。剥がすのもすごく痛いので、本当は前バリなしのほうがいいですね。日活ポルノとか昔の映画では前バリをしない人もいたらしくて、『いいなー』って思うんですよね」

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――人前でセックスするのは、もう抵抗ないんでしょうか?

「AVを4年間やって慣れたっていうか、撮影を楽しめるようになりましたね。だからカメラがあった方が安心してセックスができるんです。プライベートでは全然してないんで、カメラが回ってないと恥ずかしいんです……」

――それってちょっと変態なんじゃ……。

「病気ですね(笑)」

――今年の7月にAVを引退してから生活は変わりましたか?

「そうですね。よくファンの方から『どうやって欲求不満を解消するんですか?』って聞かれるんですが、元のオナニストに戻りました」

――AVに復帰したいと思うことは?

「引退した当初はしばらくはありましたね。いつか熟女路線とかで戻って来られたらと思っています(笑)。スーパー帰りの人妻みたいなシチュエーションでやれたらいいなー」

――今の範田さんの夢は何でしょうか?

「ずっと昔から将来台湾に住みたいと思ってるんです。日本だとモテないんですけど、台湾だとすごくモテるんですよ! すごくかわいがってもらえるんで、もう台湾が私を呼んでいるんじゃないかと思っちゃいます。総統の愛人とかにしてくれないですかね」

――愛人ですか!?

「体張って頑張りますよ! 中学校の頃から『紗々は愛人タイプだ』って言われていたので、結婚よりは愛人の方が向いてるんだろうなと思っているんです」

――最後に読者のみなさんにメッセージをお願いします!

「ホラーが大好きなので、初主演でやらせてもらってすごくうれしいです。ホラーが苦手な人もいると思いますが、紗々が体当たりで血飛沫を上げながら頑張ってます! ホラーといっても残酷なだけではなく、しっかりとメッセージ性が込められた作品なので、ぜひ劇場に見に来てほしいです!」
(取材・文=萩原雄太[かもめマシーン]/撮影=佐久間ナオヒト〕

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『愛のえじき 女教師ハルカの告白』
校内でのレイプ事件をきっかけに、加害者の男子高校生3人が姿を消した。被害者である女性教師(範田紗々)は、その事件を隠しながら、自分の過去に向き合おうとする。人気AV女優としてSODの一世代を築いた範田紗々が、ゆうばり映画祭出身でハリウッドからも評価される筒井勝彦監督によって初主演を飾るホラー作品。
 東京では12月1日〜5日まで原宿KINEATTIC(1日は舞台挨拶、2~5日はトークショーあり)、大阪では12月18日〜30日までシネ・ヌーヴォと12月18日〜24日までプラネットプラスワンで公開。

監督・脚本/筒井勝彦 出演/範田紗々、野崎純平、未童、尾田量生、佐藤英征他 制作/オルスタックピクチャーズ 配給/『愛のえじき』配給委員会 HP <http://oveneyes.com/haruka/int.html>

呪怨2

1人じゃ見られない。

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最終更新:2010/12/02 13:09
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