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中国で頻発する集中豪雨で、コンドームがバカ売れした理由とは?

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 6月下旬から7月にかけて、九州地方を中心に日本列島は記録的な集中豪雨に見舞われたが、お隣中国でも、北京、武漢、南京、成都、天津など各地を豪雨が襲っている。首都北京で7月21日から降り始めた集中豪雨では、少なくとも77人の死者を出す事態となった。


 そんな中、被害地域ではなぜかコンドームが飛ぶように売れていたという。しかし「外出できないため、家にこもってセックスに励んでいたから」という理由ではない。

 「コンドームは避妊用具としてだけでなく、防水グッズとして浸透しているんです」と語るのは、広東省ブロック紙の社会部記者だ。

「昨年夏、北京が豪雨に見舞われた際、『靴にコンドームを装着すると水が染みない』という趣旨の書き込みが中国版Twitter『微博』上で拡散し、実行する人が後を絶たなかったことは有名な話。これは後に、コンドームメーカーのデュレックスが行った巧みなPRだったことがわかったのですが、その後もコンドームは防水グッズとして定着しました。さらに今夏の豪雨では、大人の腰の上くらいまで冠水した地域も多く、靴だけではなく、財布や携帯電話やノートパソコンなどにもコンドームを装着する必要があったため、被害地域ではコンドームは品切れが続出していた」

 ちなみに同記者によると、中国人が水場でコンドームを利用するのは、今に始まった話ではないという。

「文革期には、英国領だった香港に泳いで密入国する人が後を絶たなかったが、そのときに使われたのがコンドーム。膨らませて浮き代わりにしたり、現金や家族写真を入れて水濡れを防いだりしていた」

 その一方では、中国人の性行為時のコンドームの使用率は、2割以下にとどまっているという調査結果もあり、HIVを含む性感染症の蔓延や中絶手術例の増加の一因となっていると指摘する声もある。防水目的に使うのもナイスアイデアだが、コンドームの本来の使い方も学んでもらいたいものだ……。
(文=牧野源)

最終更新:2012/10/11 17:23

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