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大躍進は確定的な橋下徹と大阪維新の会に、週刊誌の評価は真っ二つ!

 生活保護受給者が4人に1人という現状は放置できるものではないが、だからといって、いきなり国際観光の拠点というのは飛躍しすぎであろう。

 石原都知事が好きな橋下市長だから、新宿歌舞伎町浄化のケースを考えているのかもしれないが、そのおかげでどれだけ歌舞伎町がつまらない街になったか、一度見に来たらいい。

 この記事はワイドの1本だが、こうした情報は他のメディアではやらないから、極上の週刊誌ネタだと思うのだが。

 佳作の2位は、AKB48前田敦子の“卒業”を重大ニュースの如く扱ったメディアを批判した新潮の記事。

 8月24日から3日間、AKB48は東京ドーム公演を開催し、27日には秋葉原AKB48劇場で前田の「卒業記念公演」が行われた。

「この期間、新聞・テレビ・雑誌の各メディアは、完全にAKB側にコントロールされていたといっても過言ではない。スポーツ紙は言うに及ばず、AKBを創刊135周年記念のイメージキャラクターに起用し、ドーム公演も特別後援している読売新聞をはじめ、朝日・毎日・産経から日経まで、全国紙は軒並み“あっちゃん”の動向を報じてきたのだ」(新潮)

 雑誌はもっとひどい。秋葉原の改札を抜けると、至る所に前田のポスターが貼られていたのだ。

 新潮は、ご丁寧にもその数を数えた。ちなみにこのポスターを貼るにはJR側に1枚あたり7万円を払わなくてはいけない。

 集英社が38枚、講談社が20枚、文藝春秋が3枚、朝日新聞出版とマガジンハウス、日経BPが1枚ずつ、キングレコードが7枚だそうである。

「常日頃、彼らが口癖のように唱えている『批判精神』、あるいは『編集権の独立』といったお題目は、ここでは用を成さない。これでは、たかだか独り立ちする程度でから騒ぎを引き起こす無芸アイドルに、茶々を入れるわけにもいくまい」(新潮)

 文春は「AKB48『仰天組閣』ウラ事情」をやっているが、内容的にどうということはない。

 宮澤佐江と鈴木まりやが上海で発足するSNH48へ、高城亜樹と仲川遥香がジャカルタのJKT48へ移るそうだ。

 これ以上AKBのまがい物をつくってどうするのかと思うのだが、それが秋元康戦略なんだろう。

 最後にわざわざこう書いている。

「小誌は今後もガチですので、よろしくお願いします」

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