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ドロリッチのCMが、巨乳女子を使い続けるワケとは?規制厳しい昨今に反抗!

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。

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ドロリッチのCMが、巨乳女子を使い続けるワケとは?規制厳しい昨今に反抗! – Business Journal(5月30日)

ムッハー!(「グリコ HP」より)

人気放送作家の鮫肌文殊氏と山名宏和氏が、知ってトクもしなければ、自慢もできない、だけど気になって眠れない、世にはびこる難問奇問を直撃解決!する連載「だから直接聞いてみた」。月刊誌「サイゾー」で連載されていた同企画(宝島社より単行本となって発売中!)が、ビジネスジャーナルにて復活! 

 今週は、鮫肌文殊氏が、規制厳しい昨今のTV業界で、あえてCMに巨乳女子を起用し続ける「ドロリッチ」(グリコ乳業)にその理由を問いただすべく直撃した!

[回答者]グリコ乳業お客様センター 様

 いつから地上波のテレビで「女性の乳首」がご法度になったのか? ごくごく一部、テレビ東京の深夜ドラマ枠の気鋭のクリエイターの皆さんが孤軍奮闘、なんとか不健全なる「中学生円山」的な青少年(性少年?)たちに「地上波でもオンナの裸を!」と頑張ってくれているようであるが、「乳首禁止」の大きな流れは変わらない。

 今にして思えば、我々昭和世代のテレビは乳首天国であった。2時間ドラマでも、ストーリーとは関係なくポロリ担当のセクシー女優による濡れ場がお約束。深夜放送でも『11PM』(日本テレビ)で可愛いうさぎちゃんが乳首丸出しで温泉レポートをやっていた。わざわざ「ティッシュタイム」なんて設けてくれてた親切すぎる番組さえあった。思わず遠い目になってしまうが、地上波のテレビの中に女性の乳首が日常的に存在していたのは事実である。

 以前書いたかもしれないが、私と本連載担当の山名宏和がまだ放送作家として駆け出しの時代に、テレビ東京の深夜で『アンモナイト』って番組をやっていた。MCは立川ボーイズ。今や大師匠となった立川談春、志らくのおふたり。ほとんど視聴率はゼロに近い低空飛行の番組であったが、そのコーナーになると数字が横並びぶっちぎりトップになる「鉄棒コーナー」ってのが番組のウリだった。

 AV女優が鉄棒に逆さに吊るされて、落ちずに耐えられた時間分だけ自分の出演したAV作品を流してもらえるというアホアホコーナーである。もちろん、私が考えたのは言うまでもない。当時は収録現場に意味もなく立ち会って、いろんなAV嬢と待ち時間にいろいろ世間話したなあ。話してみると、みんな普通の娘さんばかりだった。何をどう間違ったのか、悪いオトナに騙されて、目の前で鉄棒に逆さに吊るされ、着ている体操服の間から乳首がポロリ。自分の考えたコーナーでそうなってしまったのをさておき、そんなピュアなナマ乳首を拝見しながら、世の無常を感じたものである。

 そんなことを思い出したのも、ある飲料のCMを見たからである。グリコのドロリッチ。ヒット商品らしく、ずいぶん長い間、いろんなパターンでCMをやっているのだが、ひとつ気になることが。出ているドロリッチ・ガールが、みんな巨乳なのである。いや、フェミニスト的な観点から異を唱えようとしているのではけっしてない。どちらかと言えば、これだけ性を隠蔽しようとする今の地上波のテレビにおいて喜ばしいとさえ思う。でも、やはりここはいっちょ聞いておくかと思った次第。

 だから直接、グリコ乳業お客様センターに聞いてみた。

『ドロリッチのCMで巨乳の女の子を使い続ける理由って何ですか?』

担当者 そうですね。基本的にはドロリッチ自体がですね、ホイップクリームを使うことによりまして、お召し上がりいただく前に振っていただく、ということをですね。わかりやすくといいましょうか。ご理解いただくためにですね。「振る」という動作を付けてですね、コマーシャルをするということで、今ドロリッチ・ガールズということで、チアガール姿のですね、彼女たちが「振る」、製品を振っていただく、ということを前面に押し出したコマーシャルになっております。

――なるほど。それで、ドロリッチ・ガールズ、せっかくなら巨乳のほうが良いと?

担当者 あ、あ、あの、そこにつきましては、我々もあまり考えてはいないのですけども、どちらかと言うと「振る」ということをご理解していただけるということで、お出ししているということで。

――正直、胸の大きさは意識してますよね?

担当者 あ、あ、あの、いえ、そこにつきましては、あまり、こう、大きく意識しているということではないと思うのですが。

――CMの評判はどうなんですか?

担当者 色々ございますね。一部の方には、やはり青少年の教育に良くないとか、そういったご意見をいただくこともございますが、それも参考にさせていただいて、今後のCM作りに生かしていきたいと思っておりますので。

――わかりました。ぜひこれからも、周囲の声に惑わされずに、そのまま胸の大きな女の子を起用し続けてください!

担当者 かしこまりました。そのムネにつきましては、またご意見を担当の者にお伝えして、今後の参考にしていきたく思いますので、よろしくお願いします。

 最後、まさかの「そのムネ」発言! なかなか好感の持てる、良い担当者でした。地上波から排除されようとしているセクシーの牙城を守るべく、このドロリッチのCMには、これからも頑張っていただきたいと思います。ドロリッチをフリフリごくごく飲みながら、そう思う私なのでありました。
(文=鮫肌文殊/放送作家)

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最終更新:2013/06/01 07:00
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