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深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】vol.248

美少女として生まれし者の恍惚と不安、ここにあり エマ・ワトソンの輝きを記録『ウォールフラワー』

wallflower01.jpg『ウォールフラワー』で我が道を進むサブカル少女を演じたエマ・ワトソン。眼のやり場に困ってしまう衣装で年下男子を悩殺す。

 『ハリー・ポッター』シリーズで10年間にわたって魔法少女ハーマイオニーを演じたエマ・ワトソン。10代のほとんどをハーマイオニー役と共に過ごしてきた彼女が、等身大の生身の女の子に扮したのが『ウォールフラワー』だ。アメリカの田舎の高校に通う変わり者の美少女役を実に楽しげに演じている。撮影時21歳だったエマ・ワトソンの輝きを記録した作品として語り継がれることになるだろう。

 ウォールフラワーとはパーティー会場などで壁際にいる、ひとりぼっちの人のこと。主人公は高校に進学したばかりの少年チャーリー(ローガン・ラーマン)。内気な性格が災いして、なかなか同学年に友達が作れずにいる。クラス内はあっという間にグループ分けができてしまい、チャーリーはどこにも属することができないはみだし者になってしまった。いつも1人っきりで、昼休みは学食の片隅で黙ってランチを喉に押し込んでいる。卒業までずっとこのままの生活が続くかと思うと気が重い。

 アメフト部の対校試合を観戦にきたチャーリーは、ここで一念発起。上級生だけど同じ工作の授業を受けているパトリック(エズラ・ミラー)に思い切って声を掛けてみる。パトリックは学園いちの変人だったが、年下のチャーリーに優しく接し、隣の空いている席を勧めてくれた。学内で初めて口を利いてくれる相手が見つかってチャーリーはうれしくて堪らない。そして、ちょっと遅れて現われたのは眼を見張るような美少女サム(エマ・ワトソン)。パトリックとサムはお互いの親が再婚した義兄妹。2人は学内でどのグループにも属さない異色の存在だった。翌日、パトリックは学食にひとりでいたチャーリーに「一緒にランチしようぜ」と声を掛けてくれた。サムも一緒だ。チャーリーの灰色の学生生活が一気にバラ色に塗り替わった。


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