日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > MOZU、喫煙シーン頻出に批判

「日本禁煙学会に気をつけろ!?」TBS『MOZU』好スタートも、喫煙シーン頻出で心配の声

mozu0411.JPGTBS『MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~』番組サイトより

 モズの早贄……それはモズという鳥が行う奇妙な習性のことをいう。モズは、捉えた獲物を枝に串刺しにし、食べることなく飛び去るのだ――

 そんな不気味なナレーションで10日に始まった連続ドラマ『MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~』(TBS系)の初回平均視聴率が、13.3%を記録。裏番組である小栗旬主演の刑事ドラマ『BORDER』(テレビ朝日系)の平均視聴率9.7%を、大きく上回ったことが分かった。

「同作は、逢坂剛のハードボイルド小説『百舌』シリーズをドラマ化。主演は、徹底した役作りで知られる実力派俳優・西島秀俊と、『半沢直樹』(同)の“大和田常務”役が好評だった香川照之。さらに、映画『さよなら渓谷』で、第37回日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞を受賞した真木よう子や、生瀬勝久、伊藤淳史、池松壮亮、長谷川博己、染谷将太と、主役級の大物俳優が名を連ねており、同作で起死回生を狙うTBSの本気度が伝わってきます」(芸能ライター)

 “WOWOW共同制作ドラマ”をうたい、続編のseason2は6月からWOWOWで放送されることが決定している同作。初回では、東京・銀座で大規模な爆発事件が発生。倉木(西島)の妻も被害に遭い、遺体はバラバラに。一方、爆発を目の当たりにした少女は、療養施設の一室で、爆発現場で目撃したものをクレヨンで一心不乱に描いていた……。

「『半沢直樹』以降、連ドラが惨敗続きのTBSですが、中でもこの木曜夜9時台『木曜ドラマ劇場』枠は、“大コケ枠”として定着しつつあった。『MOZU』はそんなイメージを変えてくれそうです」(同)

 同枠前クールの関ジャニ∞・大倉忠義主演『Dr.DMAT』は、全話平均視聴率6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。さらに前クールの川口春奈主演『夫のカノジョ』は平均視聴率3%台を連発し、予定話数を繰り上げ、打ち切りに。それ以前に放送された『レジデント~5人の研修医』『ビギナーズ!』『ぴんとこな』『パパドル!』『あぽやん~走る国際空港』『潜入探偵トカゲ』と、すべて全話平均視聴率は1ケタ。もはや何もぶつけても、「高視聴率はムリ」とまでいわれていた。

「『MOZU』の評判はかなりいい。視聴者からも、『期待以上だった』『今期ドラマの中で、間違えなく断トツ』と賛辞が相次いでおり、この評判が広まれば今後、さらに視聴率を伸ばす可能性もありそうだ」(同)

 視聴者の感想をネット上でうかがうと、「『映画?』って思うほどのスケールでびっくりしました」「丁寧に作り込んであり、映画のような出来映え」「最近のドラマでは見ないお金のかけ方」「豪華キャストや映像の美しさ……とにかく金がかかってると思う」と、そのスケール感に驚きの声が目立つ。また、「センスがいい」「音楽がかっこいい」「毎週2時間見たくなるほど、すごいドラマ」「脚本や演出も、出演者の豪華さに負けてない」といった声も。

 だが一方で、“喫煙シーン”に対し、批判が噴出している。

12
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

水原解雇に間に合わなかった週刊誌スクープ

今週の注目記事・1「水原一平“賭博解雇”『疑...…
写真
イチオシ記事

さや香、今年の『M-1』への出場を示唆

 21日、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で「賞レース2本目やっちまった芸人」の完結編が放送された。この企画は、『M-1グランプリ』(同)、『キ...…
写真