日刊サイゾー トップ > 海外  > 「美人床屋」で散髪よりイッパツ?
【韓国って、今どうなってるの!?】行って見て味わった「ソウル弾丸ツアー」vol.05

散髪よりイッパツ!? 気持ちイイ床屋と忍者屋敷の秘密「美人床屋」

前号・オフィステルから続く

「どうでした、楽しめましたか?」

 ピョ氏とチョ氏と3人で江南(カンナム)の海鮮居酒屋へ。濃厚なのにキレがいいCASSビールで乾杯し、刺身と海鮮鍋の夕食をとりながら、オフィステルでの一戦を話す記者に、ふたりともニヤケ顔で聞き入る。男同士のエロ談義の楽しさは、日本も韓国もまったく同じなのだ。その後、タクシーで向かったのが、長安洞(チョアンド)という町だった。

 長安洞は、かつて“美人床屋の街”と呼ばれ、大通りにはそこいら中に床屋の目印であるネジりん棒がクルクル回り、髪も伸びてないのに床屋に吸い込まれていく男たちが大勢いた。そして、数十分後には髪ではなく、違うところをスッキリさせて出てくるのだった。

seoul0501.jpg美人床屋華やかなりし頃の店内の光景。ちょんの間より女のコの年はいってるが、サービスは濃厚。

 ちなみに“美人床屋”とは、床屋とは名ばかりで、お姉さんが口や手で、あるいはもっとスゴイことをして気持ちよくしてくれる風俗店のひとつ。その目印が2本のサインポール(ネジりん棒)だった。

 もちろん、韓国でも美人床屋は違法風俗店なので、昔から摘発の対象とされていた。そのため、店の造りはまるで忍者屋敷のよう。店の入り口には鉄扉があり、棚はカラクリ扉になっていて、その向こう側にヤリ部屋があったりと、日本ではまずお目にかかれないものだった。

 記者もそんな変わった造りを含めて怪しい美人床屋が好きで、今回も予算と体力が残っていれば行くつもりだった。ところが……。

seoul0502.jpg現在も他の街に美人床屋は少数残ってはいるが、本番はなく、イスに座った状態で口や手のサービスのみだという。

12
ページ上部へ戻る
トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

水原解雇に間に合わなかった週刊誌スクープ

今週の注目記事・1「水原一平“賭博解雇”『疑...…
写真
イチオシ記事

さや香、今年の『M-1』への出場を示唆

 21日、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で「賞レース2本目やっちまった芸人」の完結編が放送された。この企画は、『M-1グランプリ』(同)、『キ...…
写真