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“ニセモノ大国”中国についに出現! たった8万円で本物ソックリのニセ銀行を開設した男

 それにしても、たったの8万円でニセ銀行を“開設”できてしまうとは、さすがニセモノ大国である。

 ちなみに、このニセ銀行で被害に遭ったのは、最初の男性たったひとりだったという。オープンした場所が田舎すぎて、金を預ける人がいなかったのだろうか。

fakebank-5wb
fakebank-6wbこちらは1月に事件となった南京のニセ銀行。制服姿の行員もそろえていた

 このようなニセ銀行事件は、実は今年1月にも南京で摘発されている。こちらはさらにスケールが大きく、1年間で約200人から合計2億元(約39億円)もの預金をだまして取っていたという。

 このニセ銀行の場合は、上記の事件のような大手銀行の名前をかたらず、「南京盟信 農村経済情報専業合作社」というオリジナルの地味な名前。銀行内部は本物そっくりで、ホームページまで持っていた。

 そんな無名のニセ銀行がどうやって預金を集めていたかというと、通常の定期預金の金利3.3%に加え、さらに週2%の金利を加えることをうたっていたという。結局カモになったのは、欲の皮が突っ張りすぎて、よく調べもせずに虎の子の金を預けた人たちだったというわけだ。

 新たなニセモノ出現は、まだまだ続きそうだ。
(文=佐久間賢三)

最終更新:2016/01/27 13:12
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