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金正日の“赤裸々”性生活を描いた韓流「喜び組」ドラマに、北朝鮮激怒! 密売グループを銃殺刑に

「ペテンメディアのクズどものくだらない反北謀略劇」
「KBSはメディアの本分を忘却し、民族の間に不和を煽り、対決、分裂、戦争を煽動する許しがたき反逆行為を行っている」
「我々は、KBS第2テレビ創作団を無慈悲に爆破し、その存在自体をあの世送りにする」
「ドラマ創作に加担した者は皆殺しにする」
「こんなドラマを作ったことは、我々に対する一種の政治的宣戦布告だ」

 韓国警察は、北朝鮮のテロを警戒してKBS本社を厳戒警備するなど、大騒ぎになった。また、ソウル市内では「KBS爆破闘争に参加しよう」と書かれたハガキと正日氏の写真が路上で発見されるなど、韓国社会は戦々恐々とした雰囲気に包まれた。

 韓国の人々は「たかがドラマぐらいで……」との反応を示したが、北朝鮮において金一族を冒涜する行為は「万死に値する」もので決して許されない。

 両江道の情報筋は「このドラマのストーリーは知らないが、命がけで見るほどのものなのか?」とRFAに逆に質問するほどで、具体的なドラマの内容は一般的にはまだあまり知られていないようだ。

 昨年末、北朝鮮はハリウッド映画『ザ・インタビュー』に対しても金正恩氏を誹謗中傷したと非難しながら、人民に対して「絶対に見るべからず」と警告を発した。ところが、映画の内容を説明しなかったために、かえって人民の好奇心を誘発するという皮肉な結果を生んでしまった。

 今回の事件に関する両江道当局の対応は、その反省を踏まえたものかもしれないが、『ツツジの花が咲くまでに』に対する人民の好奇心が高まるのは時間の問題だろう。実際、平壌の大学生の間ではこのドラマが流行し、視聴した学生が収容所送りになっている。
(デイリーNKより<http://dailynk.jp/>)

最終更新:2016/01/25 15:23
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