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空前の大ヒット→即沈静化! 「ハニーバターチップ」に見る、“熱しやすくて冷めやすい”韓国人の国民性

 たとえば11年、八道(当時は韓国ヤクルト)は新商品「ココ麺」が大ヒットし、500億ウォン(約50億円)を投資して工場を増設したが、予想よりも早くブームは去り、大きな損害を被っている。

 今回の売れ残りは一例にすぎないかもしれないが、ネット民のコメントを見る限り、みな「ハニーバターチップ」に飽きている感は否めない。一方、ヘテ・カルビーに出資するカルビーは「韓国のポテトチップスの店頭売価ベースの市場規模は『ハニーバターチップ』の登場から、170 億円(14年)~240億円(15年)へと拡大しており、「甘いポテトチップス」の市場規模はさらに広がっていくと予想しています」「ヘテ・カルビーでは今後4年以内に、売上1,000億ウォン(約110億円)、韓国ポテトチップス市場シェア40%、売上TOP2を目指します」と力強いコメントを発表しているが、果たして……。

 韓国で商品を売る際には、テレビやラジオなどマスメディアを使って宣伝するよりも、口コミを利用したほうが効果は高いというマーケティング結果が出ているが、移り気な国民の心を理解するのは至難のワザのようだ。

最終更新:2016/06/04 15:00
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