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ベテランアナがトップ10を占拠! 世代交代に逆行した「好きな女性アナウンサーランキング」

 私生活では、オリエンタルラジオ・藤森慎吾と破局し、男性ファンが戻ってきたのが幸いしたのか、男性票は4位と健闘。しかし、女性票は今年もトップ10圏外で、依然アンチが多いようだ。田中アナが上位に食い込むためには、同性から好かれる存在にならない限り、道はなさそう。

 8位には、竹内由恵アナ(テレ朝=昨年7位)が入り、同局の人気ナンバー1の座をキープした。担当がバラエティから報道になっても毎年トップ10に入り、変わらぬ強さを見せている。ただ、なかなか上位に浮上できないのが難点。

 9位には、テレ朝の24年目のベテラン・大下容子アナが、まさかの初ランクイン。もともと、親しみやすさと安定したアナウンス力で、中高年男性に人気があったのは事実。しかし、今回は男性票がトップ10圏外なのに対し、女性票は5位に食い込んでおり、女性ファンのハートをつかんだのがランキングに入った要因なのだろう。大下アナは『SmaSTATION!!』で、SMAP・香取慎吾のパートナーを務めているが、司会を務める『ワイド!スクランブル』で、SMAP解散問題について涙ながらに香取やSMAPメンバーの心情に配慮した発言をして、女性視聴者の支持を得たようだ。

 10位には、NHKの桑子真帆アナが入ったが、昨年の5位から急降下した。桑子アナは昨年4月から『ブラタモリ』のアシスタントに就任して、一気にブレーク。しかし、今春『ブラタモリ』をはじめ、ゴールデン帯の『NHKニュース7』『首都圏ニュース845』を降板。午後11時15分スタートの新報道番組『ニュースチェック11』のMCに抜擢されたが、放送時間からして、視聴される機会が減ってしまったのが人気下降の要因か? はたまた、年始にフジ・谷岡慎一アナとの交際が報じられたことが、いまだに尾を引いているのか?

 以上がトップ10の顔ぶれだが、昨年4位の山崎夕貴アナ(フジテレビ)、6位の狩野アナが圏外に消えた。トップ10の年齢はギリギリ20代が2人、30代が5人、40代が3人。局別に見ると、フリーが4人も入り、NHKとテレ朝が2人ずつ、日テレとテレ東が1人ずつ。TBSは2年連続ゼロ、フジもカトパンの退社などでゼロになってしまった。

「オリコンの調査は、10~50代の各年代層の男女計1,000人に行っています。ですから、同性、異性、いろいろな年代層に好まれないと、なかなかランクインはできません。今年は40代の赤江アナや大下アナが躍進し、アラフォーの大江アナが復活。逆に、アラサーの桑子アナ、山崎アナ、狩野アナが落ちていき、完全に世代交代に逆行してしまいました。ここ数年、民放各局は女子アナの採用に力を入れ、特にTBSとフジは、『ミス・キャンパス』のグランプリやファイナリストを続々と入社させ、世代交代に躍起です。それなのに、若手はまったくランクインせず、フリーやベテランの女子アナが幅を利かせる結果となりました。これは女子アナ界では由々しき事態。ベテランの安定感は捨て難いでしょうが、各局がフリーに頼らず、もっと若手の育成、登用に力を入れないと、未来はありません」(女子アナウォッチャー)

 女子アナフリークにとっては、なんとも残念なランキングとなってしまったが、来年こそは多くの若手女子アナのブレークを期待したいものだ。
(文=田中七男)

最終更新:2016/12/05 22:30
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