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中国農村の“レンタル児童”に万引技術を調教!? 女窃盗団のトンデモ手口

suri-3服装からして、生花店で盗みを働いた少女と同じ子のように見える

 窃盗団は子どもたちをレンタルして大都市に連れていき、窃盗の訓練を施す。最初はテーブルの上に財布や携帯電話を置いておき、そこにいる人が目を離した隙に盗ませるのだ。子どもにしてみればゲームのようなもので、すぐにコツを覚えるのだという。

 こうして慣れてきたところで実践に移らせるわけだが、女たちもまた特殊だ。ほとんどが妊娠中の大きなおなかを抱えているか、子どもを産んだばかりの授乳期の女なのだ。そのため、たとえ逮捕されても処罰を逃れることができるのだという。

 レンタルに出される子どもたちは6~7歳だが、実際の年齢ははっきりしない。というのも、警察に補導されても親が見つからないことが多く、しかも戸籍がない“黒孩子”(註:一人っ子政策に反して2人目、3人目の子どもを産むと罰金を取られるため、親が出生届を出さず、戸籍がない子どものことをいう)であるために、正確な生年月日もわからないからだ。

 学校に行くことすらできず、人に貸し出されて窃盗の手伝いをさせられている子どもたちに、一体どんな未来が待ち受けているのだろうか? 中国農村部の闇は深い――。
(文=佐久間賢三)

最終更新:2016/12/15 14:02
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