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テレ東・大食い番組、放送枠縮小で打ち切り危機!?『大食い世界一決定戦』が残念すぎた……

中村ゆうじの勇退でガラリ

 22年間司会を務めてきた中村ゆうじが、昨年4月放送の『元祖!大食い王決定戦~爆食女王 新時代突入戦~』で突然、同番組を引退。同年10月、照英が新MCに就任した。

 中村といえば、「ギャル曽根」「ジャイアント白田」「魔女菅原」「ふつうの宮西さん」など、出場者の素人にユルいあだ名を付け、選手の緊張をほぐすようなコミカルな発言を交えながら試合を実況し続けてきた。

 対して、新MCの照英は、自身のキャラである「誠実さ」「熱さ」を全面に出し、無駄な発言は排除。選手の状況や、皿数を正確に伝えようとしていた。

 ある意味、全く面白みのない司会ぶりと言えるが、一方で、試合の緊張感が倍増。もえあずが過呼吸に陥ったのは、そんな照英のキャラに引っ張られたせいもあるのかもしれない。中村の名調子が定着していた同番組だけに、照英のMCはしばらく、大食いファンの間で物議を醸しそうだ。

選手がガチモード全開に

 おととし9月放送の『元祖!大食い王決定戦 新絶対王者襲名戦~ベトナム編』で、初登場にしてぶっちぎりの優勝を果たし、鮮烈なデビューを飾ったMAX鈴木。初めて出場した東京予選では、ジャイアント白田が持つ「桃太郎ずし」85皿という“デビュー戦最高記録”を塗り替え、30分で101皿を完食。大型新人の登場に、大食いファンは「ジャイアント白田の再来」と多いに沸いた。

 デビュー当初、「ただ食べるのが好きな、ハイスタ好きの気のいいあんちゃん」という印象だったMAXだが、みるみるプロモードに。プライベートで大食い選手たちと交流する様子を、頻繁にSNSやブログにアップしているMAXだが、仲間と意識を高めあったり、来日中の“大食い界のレジェンド”小林尊とプライベートで酒を酌み交わしたりする中で、意識が変わっていったのかもしれない。

 そんな環境の変化が作用してか否か、以前は「うまい、うまい」と、とにかく楽しそうに食べていたMAXの表情が、昨年以降、真剣で「辛そう」な顔に一変。時折、試合中に目がイッチャッてることも。ただ、今回の『世界戦』のアメリカ会場(いつものことながら、屋外)は、気温が極端に低かったり、雨が降っていたりと、天候に恵まれなかったため、より表情を険しくさせた原因かもしれない。

“寒そう”といえば、今年は、「トリュフバーガー」や「熟成肉のステーキ」以外、料理がどれもまずそうで残念だった。舞台が終始アメリカだったため、仕方ないのかもしれないが、特に雪が舞う中で選手が食べていた「フライドチキン&ワッフル」は、キンキンに冷えたワッフルのまずさがテレビ越しにも伝わってきた。

 前回大会の最終決戦の「すきやき丼」に、「日本人に有利すぎるて卑怯」などと批判が相次いだことも、日本人に馴染みのないアメリカンな料理に集中させた要因かもしれない。

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