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【芸能生活20周年記念特別企画】

今野浩喜、俳優として──「俺を使うと、センスいいなと思われるんですよ」

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今野 あぁ(笑)。そうですね。『真田丸』の与八の死に方は俺はよくできたなと思っていたんだけど、あんまり映ってなかったですね。カメラの角度的に(笑)。殺陣の先生だけが「いい死に方だった」ってほめてくれました。与八は厨房で働いていて、その師匠的存在の方に裏切られて殺されるんですけど、そのときに「え、ウソだろ? 信じてたのに……」っていう目を向けながら死んだわけです。でもその表情全然映ってない。ただ、あれはいい死に方だった。

――そのときの死は「形」ではなく「演技」だったと。

今野 まぁ最終的には「首ガクっ」でしたけど(笑)。

――自分が経験したことのないものをやるっていうのは、難しいですね。

今野 考え方を変えると、すごい経験をさせてもらってるなと思いますけど、その境地になかなかいけないというか、『僕たちがやりました』のローラースケートとかタンバリンとか、練習がスケジュールに組まれてるんですよ。そうなると、どうしてもやらされてる感が出ちゃう。ちゃんと考えれば、すごく貴重な経験なのに……。

――ローラースケートを習うことは確かにあまりない……。

今野 でもね、スケジュールに組まれると面倒くささが出ちゃう。よくないですね。自主的にやるんだったら役作りしてます感で気持ちよくできるんでしょうけど、でもスケジュールに組まれるとね……「いつまでやんだよコレ!」っていう感情が先にきちゃう。

――でもスケジュールに組まれてなかったら、やらないですよね……。

今野 「おいこれ経費で落ちんのか」とか、思うと思います。それはそれで(笑)。

――じゃあいわゆる「役作り」は、そんなにしない?

今野 「役作り」っていう言葉がまず嫌いで。

――そうなんですか?

今野 だって他の職業で言わないじゃないですか。シェフが「料理作りをします」とか釣り人が「これから仕掛け作りを」とか。だから役者が「役作り」とか、いちいち言うんじゃないよって思いますよ。

――これはインタビュアーがいけないと思いますけど、俳優さんのインタビューだと、なんかカッコいいこと言ってほしいみたいな、求めてしまうところはあると思います。役作りとか演劇論とか……。

今野 今それとは別アプロ―チのカッコいいこと言ってるから大丈夫ですよ(笑)。ゼロから俳優を目指している人は、そういうインタビューを見てカッコいいなと思って、それで自分が俳優になったときにそういう話をしたがると思うんですけど、俺とか“流れ”でなってるんで……。どうしても斜に構えちゃうところがあるんですよ。

――本当、「流れ」ですよね……。

今野 自分の肩書とかって、本当、本人の自意識次第ですよね。誰とは言いませんけど、誰もが司会業でしか見ていないのに「俳優」だって言い張る人とかいるじゃないですか。俺はちょっと自意識が強いんだと思うんですよ、逆に。いろんな職業をリスペクトし過ぎてるところもあるし、言えないなっていう。

――これからこんな作品に出てみたいとか、こんな役をやってみたいとか、ありますか?


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