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「もう何も食えない!」牛の大動脈からベーキングパウダーを注入! 中国“ニセ牛肉”の恐怖

黒いホースをつなぎ、注水を開始

 中国にはさまざまな食品偽装の技術が存在する。そのひとつ「注水牛肉」は、中国版ウィキペディア「百度百科」に載るほど一般的な手法だ。牛肉に水を注入して重量を水増しすることで、不当に利益を得ようとする食肉処理業者の行為だ。衛生面への危険性から当局が規制しているものの、なくなることはない。注入されるのが水だけならまだしも、添加物を混ぜるケースもある。

 中国の情報サイト「IT168」(11月25日付)などによると、黒竜江省ハルビン市にある食肉処理場で撮影された動画がインターネット上に公開され、話題となっているという。牛を屠殺するシーンから始まるこの動画では、1人の男が、どのようにして注水するかを解説する。刃物で大動脈を断ち切り、切り口にホースをつなぎ、心臓に向かって水を注入。その水には、白い粉を加えてある。ベーキングパウダーだ。

 

水にはベイキングパウダーが混ぜられている

 ベーキングパウダーには硫酸アルミニウムが含まれていることから、専門家は「人が大量に摂取すると大脳細胞が損傷する恐れがある」と指摘する。実際、現場の作業者たちは、自分で絞めた牛肉を口にすることは決してないという。

 当局とて無能ではないので、検査は実施している。この業者は、今年3万元(約50万円)の罰金をくらったばかりだが、懲りずに続けている。まっとうに商売をする気がないようだ。一頭の牛に注入できる水の量は、25~30リットルだという。肉の価格は100グラム100円程度で取引されるので、注水することで2万5,000円~3万円ほどぼったくれる計算だ。


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