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本当は上沼恵美子より松本人志!? お笑い賞レース決勝進出芸人たちに渦巻く「採点への不満と、ある疑惑」

松本人志公式Twitterより

 いまだ冷めやらぬ、『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)の熱狂。といっても、優勝した「霜降り明星」や芸人たちが見せたネタのことではない。放送後に、とろサーモン・久保田かずのぶと、スーパーマラドーナ・武智が行った、審査員の上沼恵美子への暴言騒動へのネット民の熱の入れようである。

「吉本の芸人がイベントに登場すれば、『M-1』のことを聞かれ、久保田や武智の近況を聞かれ、その答えがネットニュースになり、コメントが殺到、という状態が続いています。一躍、注目の人となった上沼には、NHK紅白歌合戦の審査員に検討されているという記事まで飛び出しました」(芸能記者)

 もちろん芸人たちの間でも、この問題は依然、ホットな話題となっているようだ。

 有名お笑いコンテストの決勝進出経験のある芸人Aが、こう話す。

「伝わってくるのは、2人の置かれた状況が報道以上にヤバい状態にあるという話です。上沼批判は、上沼さんを審査員に起用した主催の吉本興業への批判にもつながるだけに、2人への処分は相当に重いものになりそう。それだけでなく、スポンサー降板の話にまで発展しそうだという話もありますから、ガチでヤバそうです」

 だが、Aによれば「もともと、審査員への不満は参加芸人の間で渦を巻いていました」という。

「実は、芸人たちの間では上沼さんよりも松本(人志)さんの審査への疑問の声が大きいんです。松本さんは、いつもトップバッターには『基準やから』と85点前後の辛い点をつけますが、後半になると、基準がうやむやになって点数が伸びていく。『もっとウケてもいい』と言いながら低い点をつけたり、『笑いの量では審査できない』と、ウケていたのに点が低かったりで、審査がブレブレ。結局、好き嫌いでしかないことが見えてきますからね。多くの芸人は、松本さんへの憧れが強いだけに、そうした不当な審査を見ると『マジか』とストレスをため込むことになるんです」(同)

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