『耳の穴』ウエラン・井口浩之の「コント師イジリ」と、かつてバナナマン・設楽が語った「売れ方」の話
傍観ライター・清水2000の「韓国珍スポ探訪記」VOL.28
旧日本軍の軍事施設を利用した洞窟ユートピア「太和江トングルピア」
2019/01/31 21:00
韓国珍スポ探訪記
緊張しながら先に進むと、現れたのは浮かれた電飾と、すっとこなキャラクターたち。このピースフルな光景は一体なんなのか?
先に進めば進むほど歴史とは関係なくなっていく様子を横目に先に進むと、ブルーライトを浴びるドーム型の空間にたどり着いた。
壁には丸い鏡がチープな感じで張り巡らされているのだが、看板によるとこれが「ミラー洞窟」だという。いや洞窟探検って、自然の岩石が生み出す自然の雄大さを鑑賞するものじゃないの? もはや何を見に来たのかさっぱりわからない。
動物の模型やよくわからないオブジェを眺めながら、ファミコン版『スペランカー』の虚弱な主人公も絶対に死ぬことはないだろう超バリアフリーな通路を進んでいくと、いつのまに「2洞窟」も終わっていた。そして現れたのは、天井の高いエレガントな休憩空間。
って、もはや洞窟でもなんでもないよ! この空間はコウモリがテーマらしく、バットマンの等身大フィギュアが立っているのも含め、素晴らしいほどどうでもいい。