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東方の時と同じ手法も、今度は完全にアウト! 同人ショップ「ホワイトキャンバス」の終焉

文=昼間たかし

東方の時と同じ手法も、今度は完全にアウト! 同人ショップ「ホワイトキャンバス」の終焉の画像1
※イメージ画像

 最近、過去に取材した騒動の主が再び炎上することが多いな。1月末、秋葉原の同人誌ショップ「ホワイトキャンバス」が『ラブライブ!サンシャイン!!』の偽グッズを販売していたとして、“ご当地”である沼津署と静岡県警に商標法違反で摘発され、関係者が逮捕される見込みであることがわかった。

 筆者自身も忘れていたが、ホワイトキャンバスの社長に取材をしたのは2011年の冬コミ直前のこと。当時『東方Project』で知られる同人サークル・上海アリス幻樂団の代表・ZUN氏が「委託販売している作品の売り上げが不払いなこと」「権利者であるZUNの監修を受けていない『東方Project』関連グッズを作成・販売したこと」を理由に、ホワイトキャンバスとの取引を停止することを告知し、注目を集めていたのである。

 ホワイトキャンバスが行っていたのは「同人であれば自由に使って構わない」というZUN氏の懐の深さを悪用する行為。要は自社が資金やアイデアを出して、既存の同人サークル、あるいは自社の関係者が立ち上げたダミーサークルに商品を作らせる手法だと、当時からウワサされていた。あくまで表向きは「同人サークルが、同人誌ショップに販売を委託している」という形を取って、版権使用料も払わずに儲けていたというわけである。

 この時、ZUN氏に反論したホワイトキャンバス側は、自社のサイトに掲載した文書でファンの間では「公然の秘密」であったZUN氏の本名まで晒し、一気に東方民を敵に回すということまでやってのけていた。

 そんな渦中に、話を聞こうとホワイトキャンバスに電話したところ、電話口に出た「社長」は「訴訟の件は、取引の中の見解の違いによって、私たちが支払いを差し止めているもの」「ZUN氏が、臆測でものを書いている」と非難を口にし続けた。

 いくつかの情報によれば『ラブライブ!サンシャイン!!』の偽グッズも、これと同じ手法で制作し販売していたということらしい。さすがに、今や嵐に次ぐ巨大コンテンツとなっている『ラブライブ』で、やらかせばどうなるのか、そんなことも予測できなかったのだろうか。

 ここまで誰も同情しない企業も珍しいが、同時に、そんな会社が何年も続いていたことが興味深い。
(文=昼間たかし)

最終更新:2019/02/06 22:30

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