日刊サイゾー トップ > カルチャー > アニメ・ゲーム  > 同人誌の書店販売にストップ!

『SSSS.GRIDMAN』同人誌の書店販売にストップ! だから、二次創作はグレーじゃなくてブラックなんだってば

TVアニメ「SSSS.GRIDMAN」公式サイトより

 コミックマーケットを前に、二次創作の抱える根本的な問題が明らかになり、ひと騒動起きた。2018年の人気アニメ『SSSS.GRIDMAN』の同人誌に対して、公式サイドが書店委託を認めないことが明確になったのだ。

 このことが判明したのは12月25日の同人誌書店・メロンブックスの告知だ。

 メロンブックスは「版権元様より弊社での取り扱いを停止するよう、ご要望を頂きました」として『SSSS.GRIDMAN』の同人誌は取り扱わないことを告知した。同業のとらのあなのサイトも検索してみたが、27日時点で検索にヒットするのは説明文に「グリッドマン絵もあります」と書かれている同人誌が一点だけ。

 メロンブックスに限らず、同人誌書店は、取り扱わないよう足並みを揃えているようだ。

『SSSS.GRIDMAN』をめぐっては、すでに10月に抱き枕の販売を告知していた同人誌サークルが、権利者からの申し立てを受けて販売を中止。「ファンティア」「pixivFANBOX」にも同様の申し立てがあり、イラストが消滅し、騒動となっていた。

 こうした中、同作の製作委員会では二次創作のガイドラインを告知。ここでは「営利目的・商業目的での商品製作、頒布など、同人活動の範疇を超えていると判断したものは、販売差し止めなどの対応を行う場合があります」としている。

 いまや多くが「お目こぼし」を受けている中で安心感にあふれているが、二次創作はグレーではなくブラック。権利者から訴えられたら、まず勝ち目はない。

 とはいえ、なんとなく二次創作を通じてファンも増えるという印象があるために、多くの作品では「お目こぼし」をされてきた。とはいえ、同人誌即売会の会場だけでなく同人誌書店で頒布するとなれば、完全な商業活動。むしろ、そこまで大々的に人のふんどしで商売をして、怒られなかったほうが奇妙だったといえるだろう。

 現状『SSSS.GRIDMAN』に関しては、会場で頒布する同人誌にはストップがかかっていない。その点、製作委員会はむしろ譲歩しているといえる。

 この騒動は、同人誌における二次創作の立場を改めて知らしめることになりそうだ。
(文=是枝了以)

最終更新:2018/12/29 23:00
こんな記事も読まれています
関連キーワード

『SSSS.GRIDMAN』同人誌の書店販売にストップ! だから、二次創作はグレーじゃなくてブラックなんだってばのページです。日刊サイゾー芸能最新情報のほか、ジャニーズ/AKB48/アイドル/タレント/お笑い芸人のゴシップや芸能界の裏話・噂をお届けします。その他スポーツニュース、サブカルチャーネタ、連載コラムドラマレビューインタビュー中韓など社会系の話題も充実。芸能人のニュースまとめなら日刊サイゾーへ!

ページ上部へ戻る

絶対的満足度の至宝店

すべて見る

人気連載すべて見る

元木昌彦の『週刊誌スクープ大賞』

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"元木昌彦による週刊誌レビュー

“元アウトローのカリスマ”瓜田純士、かく語りき

“元アウトローのカリスマ”瓜田純士の最新情報をお届け! 嫁・麗子も時々登場。

トンデモ海外ニュース

世界中のびっくり珍事件をお届け。世界はやっぱり広かった!

深読みCINEMAコラム『パンドラ映画館』

最新作・話題作から珠玉の掘り出しモノまで、毎週1本必観の映画作品を徹底レビュー

じゃまおくんのザオリク的マンガ読み

マンガレビューブログ管理人じゃまおくんが、世の中に埋もれる過去の名作マンガを発掘!

イチオシ企画

【キング・オブ・アウトロー】瓜田純士、かく語りき

“キング・オブ・アウトロー”こと瓜田純士が森羅万象を斬る不定期連載
写真
特集

宮迫&亮問題、吉本興行のブラック体質は変わるのか?

宮迫&亮の涙の会見で、吉本芸人の反乱が始まる!?
写真
人気連載

吉本興業に干された大物芸人

 “闇営業騒動“に端を発し、”パワハラ”、”...…
写真
インタビュー

瓜田純士、渋谷の路上で激白!

 28日に東京・新宿FACEで開催される格闘技大会『THE OUTSIDER』に参戦す...…
写真