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常盤貴子『グッドワイフ』最後は大団円も、視聴者は賛否両論……日本的な結末に原作ファンからは批判も!

『グッドワイフ』公式ホームページより

(これまでのレビューはこちらから

 常盤貴子主演ドラマ『グッドワイフ』(TBS系)の最終回が3月17日に放送され、平均視聴率11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しました。

 最終回で自己最高タイを記録し、2ケタ回復で終わりました。やたら、夫の事件の件で引き伸ばしし、前回の最後で今度は多田に賄賂の容疑が浮上し……と、残り1話で終わるのかと思われていましたが、無事最終回を迎え、胸をなでおろしました(笑)。

 ではでは、最終回のあらすじから振り返っていきましょう!

■多田が賄賂容疑で逮捕され、動揺する杏子

 容疑が晴れ、検察へ復帰した壮一郎(唐沢寿明)の指揮で、多田(小泉孝太郎)は裁判官・小宮(野間口徹)へ賄賂を渡した容疑で逮捕された。多田は否認するも、小宮へ金銭を渡していた証拠となる写真が見つかり、弁護する杏子(常盤)たちは不利に。そんな中、杏子は金銭を渡していたワケを知り「裁判で告白して」と多田に言うも、多田は裁判では金銭授受はなかったと言い続けると、聞く耳を持たなかった。

 裁判では脇坂(吉田鋼太郎)が、多田が小宮へ金銭を渡していた証拠となる写真を提出し、さらに不利な立場に。杏子に説得された多田は真実を告白することを約束。渡していた金銭は「冤罪被害者の会へ会を支援する小宮を通し、毎月10万円を寄付していた」と告白する。

 さらに同じ頃、壮一郎の方にも動きが。なんと、多田の事件の裏で、検事正の御手洗(中村育二)が裁判官と癒着していた証拠を掴み、逮捕。壮一郎は御手洗と仲の良かった脇坂を多田の事件に専念させ、その間にこの事件の捜査を進めるために、多田を利用しただけだった。

 無事、多田も不起訴となり、弁護士に復帰。そして杏子は壮一郎と円満離婚したのだった、というのが今回のストーリーでした。

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