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ブラジル大統領、“日本を差別”で批判殺到! 数日前には日本人男性に「アレが小さい」とジョークも……

文=日刊サイゾー編集部(@cyzo

ジャイール・ボルソナーロ

 今年1月、ブラジルの大統領に就任し、過激な言動から“ブラジルのトランプ”とも呼ばれるジャイール・ボルソナーロ氏。そんな彼の発言が、物議を醸している。

 今月24日、ボルソナーロ大統領は、上程された年金改革について、抜本的なものにならなかった場合は、辞任をするという考えを示しているゲジス経済相について触れた際に「もし、『日本人の改革』になるなら、彼は出ていくと言っているそうじゃないか」と発言。自身が大統領選の際にマニフェストに掲げた年金改革は、議会の抵抗により、政府が示した案が修正されるおそれがある現状を受けての発言だったが、この日本人という意味について「ペキニニーニョ(小さい)」という意味で使ったと告白。さらに、「あそこではすべてがミニチュアだ」と続けた。

 この一連の発言について、人種差別的ではないかという批判を集まっている。ボルソナーロ大統領は、今月半ばにブラジル国内の空港で、日本人男性との記念撮影に応じた際、人差し指と親指を狭めるジェスチャーをしながら「“全部”ペキニニーニョなんだろう?」と発言。下半身の問題とも捉えられかねないブラックジョークを飛ばしたことで、一部メディアからの批判を受けていたが、さらに今回も日本人に対する際どい発言を行ったということになる。

 この件について、ネット上では「国力はブラジルの方がちっこいくせに」「ブラジルは民度が低いんだなあ」と、ボルソナーロ大統領の発言に対し、怒りをあらわにする声が多数。中には「ブラジルって日系人が結構いるはずだけどなあ」「ブラジルの日系人が差別されませんように」と、日系人が多いブラジルの大統領がこうした発言をしたことに違和感を抱いたという声も上がっている。

「まあ、“ブラジルのトランプ”って呼ばれるような方ですからねえ。過去には『私は拷問賛成派だ』『私に同性愛の息子がいたら愛せない。そんな息子は事故で死んだほうがいい』なんて発言もしており、やはり物議を醸しました。ボルソナーロ大統領には“ブラジルのドゥテルテ”という異名もあるのですが、つまり、その2人のように歯に衣着せぬ過激な発言が国民の人気を勝ち取ったタイプの人なんですよ。とはいえ、就任当時は65%あった支持率が、4月にはすでに支持率は32%と半減しており、今後年金改革をはじめとした財政健全化が失敗すれば、国民の反発をさらに招くことは必至の状況です。もしかすると、そんな状況でも小粋なジョークが言えるよ、ということをアピールしたかったのかもしれませんが、今回は多くの反発を招くことになってしまったと言えるのではないでしょうか」(ビジネス誌記者)

 国民性などを取り上げたジョークはたくさん存在しているし、2006年にアメリカで発表された『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』という映画では、カザフスタン人を演じるサシャ・バロン・コーエンが、文化の違いをネタにしてアメリカ文化をこき下ろすなど、社会風刺的にこうした国民性が取り上げられることは多くある。とはいえ、特定の国民の身体的特徴を取り上げるブラックジョークは、いささか大統領が放つ言葉として問題が多すぎたようだ。

最終更新:2019/05/30 12:00

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