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週刊誌スクープ大賞

テレビ朝日は根腐れ? 『報ステ』責任者による出演女子アナへの「強制キス」手口が明らかに

今週の注目記事・第1位「『報ステ』責任者が出演アナ“キス告発”で解任された」(『週刊文春』9/12号)

同・第2位「『貴景勝』と『反社』の男」(『週刊新潮』9/12号)

同・第3位「吉本ブレイク芸人EXITがひた隠す少女売春あっせんで逮捕の過去」(『週刊文春』9/12号)

同・第4位「他の事件と何が違うのか 京アニ放火殺人の『実名報道』に『世論』という壁」(『週刊新潮』9/12号)

同・第5位「和久田麻由子アナ箱根駅伝元スター選手と豪華挙式」(『フライデー』9/20号)

同・第6位「進次郎を狂わせた『起業家』合コン人脈」(『週刊文春』9/12号)

同・第7位「シニアの『年齢制限』は突然に」(『週刊ポスト』9/20・27号)

同・第8位「『GSOMIA破棄』文の真意」(『ニューズウイーク日本版』9/10号)

同・第9位「恐れずに言う。日本が譲歩するしかない」(『サンデー毎日』9/15号)

同・第10位「韓国の『反日』を膨らませた日本の『親韓政治家』たち」(『週刊ポスト』9/20・27号)

同・第11位「やせている人ほど認知症になりやすい」(『週刊現代』9/14・21号)

同・第12位「とうとう『眞子さま』の『結婚容認』を口にされた『紀子さま』」(『週刊新潮』9/12号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週は現代、ポストが合併号。2冊買って1,000円。しみじみ高いと思う。

 さて、まず、新潮の記事からいこう。

 このところ報道が迷走している眞子&圭の結婚問題だが、あれほど2人の結婚に懐疑的だった新潮が180度転換して、秋篠宮紀子さんが眞子さんの結婚を容認したという記事を掲載している。

 何があったのだろうか。新潮によれば、前向きな容認ではなく、後ろ向きの「もうしかたない」というもののようだ。

 秋篠宮家の事情を知る関係者がいうには、紀子さんは、国民が現在、秋篠宮家をどう見ているか、重々ご承知だという。その上、宮内庁の中にも、秋篠宮夫妻の対応を疑問視する向きもあり、「もはや耐えられない」といった様子だというのである。

 思いつめた紀子さんは、「『このまま批判を浴び続けるくらいなら、いっそ“結婚”を認めて発表してしまった方が、まだ良いのかもしれませんね』などと口にされているのです」(同)

 9月11日は、紀子さんの53回目の誕生日になる。記者会が紀子さんに質問を出し、紀子さんが文書で回答することになったという。

 そこでどんなことが語られるか。注目である。

 次は現代。今週の巻頭特集は「あなたの人生。老親の人生『最後の1週間』の過ごし方」である。

 いつかは必ず来るその日まで1週間となったら、どう過ごしたらいいのかというのだが、何のことはない、自分の財産のことや遺産相続、遺言書を誰に渡すのがいいのかという実用記事である。

 どうせやるならもっと哲学的なものをやってもらいたかった。それに1週間前になったら、ほとんどの人が意識朦朧としていて、何も考えられないのではないか。

 このところ知人が次々に亡くなる。

 講談社の大先輩である大村彦次郎元常務が亡くなった。享年85。「小説現代」「群像」で編集長を務めた。作家に愛された人だった。99年に「文壇栄華物語」で新田次郎文学賞を受賞し、「時代小説盛衰史」などの著作がある。

 講談社では、先輩にほとんど親しい人はいないが、大村さんはなぜか、時々声をかけて下さった。江戸っ子気質で、文壇の裏話が面白かった。もっと話を聞いておけばよかった。

 安部譲二さんも亡くなった。享年82。『塀の中の懲りない面々』がミリオンセラーになった頃に知り合った。

 自由が丘の居酒屋で飲んで、外でいきなり、「元木さん、思い切り腹を叩いてくれ」といい出した。高校時代はボクシングをやっていた安部ちゃんだから、私の柔な拳では痛くもかゆくもなかった。

 書くものも面白かったが、彼の話は捧腹絶倒だった。山口組の鉄砲玉がフライデー編集部を襲撃した時、真っ先に電話をくれ、「元木さん、ボディガードがいるならすぐに行くから」といってくれた。

 担当編集者が、安部ちゃんと揉め、樫の棒を持って、現代編集部に乗り込んできたことがあった。私が出て丸く収めたが、持ってきた六尺棒を、「何かの時に必要になるかもしれないから」といって置いていった。

 糖尿病がだいぶ悪くなり、都内を引き払った頃から会うことがなくなった。世の中から面白い人が次々にいなくなる。残るのはつまらない奴ばかりになってきた。

 私より少し上だが、人間の科学新社の小幡一社長も亡くなってしまった。小さいながら良書を一生懸命に出し続けていた。カネの苦労は大変だったと思う。

 私の講談社の先輩、杉山捷三さんの傘寿のお祝いの会で会ったのが最後になってしまった。

 この歳になると、あの人とは、あれが最後だったなと思うことが多い。人生最後の一期一会である。

 そんなことを考えながら、現代を読んだ。週刊誌を読んで、人生の儚さを考えようとは、現役時代には思いもしなかったな。

 ところで、先日聞いたが、現代が、月2回刊を考えていると聞いた。隔週刊化である。

 ついにそこまで来たのかと、思わざるを得ない。まあ、この内容では、週刊誌である必要もないだろうしな。

 10月からは、消費税アップ分を入れて平週号は520円になるそうだ。一層売れなくなることは間違いない。悪循環である。現代は消滅の危機にある。

 そんな現代で、唯一読んだのは「やせは認知症になりやすい」という記事だ。

 何となく太っている方が認知症になりやすいような気がするが、そうではないというのだ。

 それは筋肉に関係するそうだ。

「筋肉には、『マイオカイン』というホルモンを分泌する働きがあります。このマイオカインが、健康にとって重要な役割をはたしていると言われています。

 マイオカインの分泌量は脳の認知機能を左右することも、最近の研究で指摘されています。要するに、筋肉量が少なくやせている人は、このマイオカインの分泌量も少ない。それが認知症の発症のリスクに繋がっている可能性があるのです」(山梨大学医学部の横道洋司准教授)

 では、やせているとはどういう人をいうのだろうか。身長170cmの人なら体重は72kgから79kgあったほうがいいらしい。

 私は、172cmで66kgだからやせているのだろう。まずいな。今晩は、カツカレーと牛丼でも食べるか。

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