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「モンスターアイドル」レビュー2

クロちゃん企画「モンスターアイドル」は、タブーを公開する『ASAYAN』以来のアイドルエンタメの極地か?

文=寺西ジャジューカ(てらにし・じゃじゅーか)

テレビ史上初! 軽めの枕営業の現場を公開

 お酒の飲めるカナとヒナタを誘い、食後にクロちゃんは3人で飲み直した。するとまず、カナが「お酒が入んなくなってきた」と席を外した。ということは、クロちゃんとヒナタのツーショットである。

 ヒナタは自らクロちゃんの手を触りに行くなど、積極的にガンガン行った。しかし、この子はクロちゃんのタイプじゃないのだろう。だだ下がりのテンションを見れば、クロちゃんがヒナタに興味がないことは一目でわかる。ヒナタも、自分の劣勢は自覚しているようだ。そして、彼女は「私は何番目ですか?」とクロちゃんに質問する。

ヒナタ「私を受からせる気ないですよね? 私としゃべるとき名前も呼んでくれないし、目もあんま見てくれないし、ずっと違う子とばっかり喋ってるから」

クロちゃん「いや、1番にしてあげたいけどさ」

ヒナタ「じゃあ、どうしたら私って1番になれるんですか?」

クロちゃん「そこはやっぱ自分で考えて行動しないと」

 すると、ヒナタはいきなりクロちゃんの頬にキス! 呆然とするクロちゃんに「お願いします」と一礼し、彼女は去っていった。クロちゃんが頭を抱えている。その顔には「落とすつもりだったのに……」と書いてある。苦悩の表情で「タイプじゃないんだけどなあ……」と本音をこぼすクロちゃん。眼中になかったから困っているのだろう。

 実際、ヒナタはよくわかっていた。こんなトリッキーな手に出なければ、彼女に勝ち目はなかったかもしれない。でも、女の武器を使うことでヒナタは結果を出した。彼女は無事に合宿1日目をクリアしたのだ。

 実はこれ、軽めの枕営業だと思うのだ。こういうのは、テレビで初めて観た。枕営業を解禁したアイドル企画。前代未聞である。そして「こういうことをする子はほかにもいるのだろう」と、現実が垣間見えた感もある。こうして枕営業は生まれるのか、という生々しさ。“キスしなければ生き残れない世界”に見えるし、“1番になるならいくらでもキスする世界”にも見える。「MONSTER IDOL」を観て恐ろしさを覚えるのは、クロちゃんのクズさより女性の黒さである。

 1つ気になることがある。もしヒナタが最後まで残り、デビューしたとする。果たして、彼女を応援するファンは付くのだろうか? 事実、「モンスターハウス」でクロちゃんとキスをした女性は今、芸能界で売れていない。行くも地獄、戻るも地獄というやつか……。

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