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マスコミに睨みを利かせる!? 沢尻エリカの弁護団に「無罪請負人」が起用された背景

 合成麻薬MDMAを所持した疑いで逮捕された女優・沢尻エリカ容疑者の事件で、警視庁は採取した彼女の尿から違法薬物の反応が全く検出されなかったと発表した。

 当局は毛髪についても検査を行うとしているが、沢尻は使用容疑では立件されない可能性が高まってきた。

 沢尻は16日、渋谷区のクラブから帰宅したところを捜査員に声掛けされ、その後の家宅捜索でアクセサリーボックスの中からMDMAおよそ0.09グラムが発見された。調べに対し沢尻は「薬物は10年以上前から使っていて、いままでに大麻、MDMA、LSD、コカインを使用していました」と供述する一方で、押収されたMDMAについては「交際相手から預かったもの」と説明しているという。

「沢尻を挙げた警視庁組織犯罪対策5課は、担当記者向けにレク(レクチャー)を行い、同容疑者が”完落ち”している印象を持たせようとしている。これに待ったをかけようとしているのが、所属事務所エイベックスが付けた沢尻容疑者の弁護団です」(スポーツ紙記者)

 事実、前出の押収されたMDMAは「交際相手から預かったもの」という話は当局からではなく、沢尻サイドから出た話だった。

 沢尻の主任弁護人は、「無罪請負人」と呼ばれる弘中惇一郎弁護士とタッグを組んできた、若手人権派の河津博史弁護士が務めることがわかった。同氏は郵便不正事件で、厚生労働省の村木厚子元事務次官の無罪を勝ち取ったほか、日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告の主任弁護士も務めている。

 前出記者は「これだけ大々的に報じられては、今さら否認に転じたところで、沢尻容疑者の立場が回復することはない。河津弁護士起用の理由はもっと別にある」と指摘する。それはマスコミが一線を超えないか、ニラミを利かせるためだという。

「本当は弘中弁護士に頼みたかったんでしょうが、ゴーン被告の件で多忙だった。河津弁護士に託されたのは、マスコミ報道の延焼抑止の狙いがある。沢尻個人の話なら書かれても仕方ない部分はあるが、飛躍してエイベックスなど関係各所に矛先が向かうようなら、躊躇なく抗議してくるでしょう」

 巷では沢尻を起点に、他の”ヤク中芸能人”への芋づる逮捕を期待する声も上がっているが、一方で「当局の本丸は別にある」(関係者)という話も。ひと筋縄ではいかない展開になってきた。

最終更新:2019/11/21 12:00

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