日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 首相補佐官と女性官僚の公私混同
週刊誌スクープ大賞

iPS細胞・山中教授を恫喝した首相補佐官とバツイチ女性官僚の人目を憚らない公私混同ぶり

【巻末付録】

 今週は現代だけ。

「<性心理学入門>モラルの彼岸-なぜ、いけないことほど感じてしまうのか」。体験を告白しているのが、61歳の公務員や66の自営業の男たちというのがいいね。「あさいあみ、『有吉反省会』で話題のアイドル-霊長類最高のヌード」

 今週の袋とじは「花崎阿弓、現役女子アナの初ヌード-人呼んでケーブルテレビ界の水卜ちゃん」。まあ、そこそこ可愛い。

 鈴木崇之編集長が「音羽の杜から」で、袋とじを主に作ってきた女性編集者が現代を卒業するにあたって、「袋の中が私の青春でした」と、編集後記で書いたことが話題だとしている。

 近所の床屋の主人が、その号で一番面白かったのは編集後記だったと、現代にアンケートを送っておいたと話していたという。

「しかし一番面白い記事がそれとは……。部員たちよ、ともに精進しよう」と書いている。

 その通り。現代で一番気合の入っているのはSEXYグラビアである。今やグラビアは添え物ではなく、現代の中心、4番バッターなのだ。

 悲しくはないか編集部諸君! 特集が話題にならず、マンネリで、読むところがない。これで週刊誌といえるのか? 猛省してほしい。

元木昌彦(編集者)

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"。

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もときまさひこ

最終更新:2019/12/17 09:59
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