日刊サイゾー トップ > 芸能 > テレビ  > テレ東が民放初の幼児番組に挑戦

テレビ東京が民放で初の幼児番組に挑戦! 打倒Eテレの“そろばん勘定”とは?

文=日刊サイゾー

テレビ東京

 テレビ東京が12月16日から『シナぷしゅ』を放送。Eテレの天下となっている幼児番組に切り込んでいる。

『シナぷしゅ』は12月16日から20日まで、あさ7時35分から放送される幼児番組。0歳から2歳をターゲットとし、“民放初の赤ちゃん番組”を謳っている。テレ東によれば、制作スタッフはいずれも局内の子育て奮闘中の社員で、「『自分の子供に見せたい』と思えるコンテンツを開発」(HPより)したとのこと。同じく子育て中の幼児教育雑誌記者はいう。

「子ども向け番組といえば、かつては『ポンキッキ』シリーズ(フジテレビ系)がありましたが、今では完全にNHK Eテレの独占状態。長寿番組の『おかあさんといっしょ』を筆頭に、『いないいないばあっ!』『みいつけた!』など、NHKの天下です。『シナぷしゅ』は東大の赤ちゃんラボが監修していますが、基本的にEテレの幼児番組を踏襲していて、子どもが飽きないように短いコンテンツが次々と入れ替わるもので、歌、音楽、簡単な文字や単語、乗り物などが盛り込まれており、ネットのコメントを見るとなかなか好評です」(幼児教育雑誌記者)

『シナぷしゅ』のスタッフの1人は、「テレビマンでありながら子供をテレビから遠ざけてしまうジレンマ」に悩み、番組制作を思い立ったという。少子化の進行は思いのほか早く、本年度の新生児は90万人を割り込むのが確実だが、このタイミングでなぜテレビ東京は幼児番組に着目したのか? キー局関係者は、その意図をこう読み解く。

「Eテレとの最大の差はCMが入ることです。幼児番組は一度でも視聴習慣が付けば、ある程度の年齢まで毎日必ずチャンネルを合わせてくれますし、視聴対象が明確なので、スポンサーも集めやすい。知育玩具、幼児向け教室、幼児用食品、オムツなど、スポンサーになりたい企業はいくらでもいるでしょう。

 また幼児番組では、キャラクターでも大きなビジネスチャンスがあります。Eテレの『いないいないばあ!』の“ワンワン”は子どもに絶大な人気を誇り、グッズ売上は天文学的。ひとたび人気キャラが生まれれば、関連グッズやCD・DVD、コンサートなど、旨みはいくらでもありますし、番組がきっかけでヒット曲が生まれることもあります。今回の『シナぷしゅ』は5日間だけの放送ですが、もともとテレ東の朝の時間帯は“無風”ですから、どこかのタイミングで腰を据えて本気で始めるんじゃないですか」(キー局関係者)

 少子化ということは、見かたを変えれば1人の子どもに注がれるお金が増えるということ。独特の発想でヒット企画を連発してきたテレ東が、今度は幼児番組で旋風を巻き起こすかも?

日刊サイゾー

日刊サイゾー

芸能・政治・社会・カルチャーなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト。

Twitter:@cyzo

サイト:日刊サイゾー

最終更新:2019/12/23 00:00

テレビ東京が民放で初の幼児番組に挑戦! 打倒Eテレの“そろばん勘定”とは?のページです。日刊サイゾー芸能最新情報のほか、ジャニーズ/AKB48/アイドル/タレント/お笑い芸人のゴシップや芸能界の裏話・噂をお届けします。その他スポーツニュース、サブカルチャーネタ、連載コラムドラマレビューインタビュー中韓など社会系の話題も充実。芸能人のニュースまとめなら日刊サイゾーへ!

ページ上部へ戻る
トップページへ

アイドル・お笑い・ドラマ…ディープなエンタメニュースなら日刊サイゾー

  • facebook
  • twitter
  • feed
イチオシ企画

「クリティカル・クリティーク 」気鋭の文筆家によるカルチャー時評

フィメール・ラッパーをはじめ、さまざまなカルチャーにまつわる論考を執筆気鋭の文筆家・つやちゃんによるカルチャー時評
写真
特集

元関係者語るボイメン平野

 今年の5月22日にKing & Prince(以下:キンプリ)脱退、そしてジャニーズ事務所を退社することが決まっている平野紫耀。  2022年1...…
写真
人気連載

TKO・木本、謝罪会見で復活アピールも…

 昨年7月、7億円の投資トラブルが発覚して、...…
写真
UPCOMING

クリエイティブな次世代モデル・MONICA

 アップカミングなあの人にインタビューする連載「あぷ噛む」。第1回目は、モデルのMONICAにインタビュー。11月とは思えないほど暖かいある日の昼...…
写真