日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > 国母和宏被告の“大麻礼賛”裁判

反省してませーん!? スノボ国母和宏被告の初公判は、前代未聞の“大麻礼賛”裁判に

IMGジャパン公式サイトより

 米国から国際郵便で大麻ワックス約57グラムを密輸した大麻取締法違反罪などに問われた元五輪代表のプロスノーボーダー・国母和宏被告の初公判が8日、東京地裁で開かれた。

 国母被告と言えば、腰パン姿と記者会見での「反省してま~す」発言が有名だが、この日は黒のスーツ&ネクタイ姿で入廷。起訴内容を認めた上で、まずは「たくさんの人に迷惑をかけることになり、反省してます」と謝罪したが……。

 国母被告を担当する丸井英弘弁護士がとにかくヤバかった。「大麻を刑事罰の対象にすべきではない」という考えのもと、証拠として「大麻入門」なる本や、自身の論文、外国での大麻解禁を伝えるニュース記事を片っ端から提出した。

「そのくせ、国母被告のプロフィールはウィキペディアからの転用でした」とは取材したスポーツ紙記者。さらに同弁護士は国母被告のスノーボーダーとしての実力を絶賛し「世界一の選手」「イチローのような国民栄誉賞級の人物」と持ち上げた。

「国母被告もまんざらでもない様子で、スノボ界での功績を饒舌に話していました。注目の裁判ということで、丸井弁護士と国母被告も“自分アピール”に必死でした」(同)

 国母被告は今後の大麻との関わり方について聞かれ「違法なことはしません」と連呼。大麻は北米などでは解禁されている地域もあり、日本でも”使用”だけでは処罰されない。

 そこに引っかかった裁判官は「一切、大麻に“関与”しないわけではないのか?」と問いかけたところ、国母被告は10秒間ほど考えた末に「(大麻は)繊維として利用するとか、オイルを抽出するとか、全てが違法ではない。自分はとにかく違法なことはしません」と答えた。その瞬間、傍聴席にいた誰もが「やめるつもりはないな」「反省してないな」と感じたのは言うまでもない。

「丸井弁護士は大麻推進派の間では有名な人だが、国母被告もこれからそうした運動に参加していくようです。元女優の高樹沙耶(本名・益戸育江)さんらとコラボする可能性も浮上しています」(社会部記者)

 検察の求刑は懲役3年で、今月28日に判決がくだる。前代未聞の“大麻礼賛”裁判の行方は――。

日刊サイゾー

芸能・政治・社会・カルチャーなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト。

Twitter:@cyzo

サイト:日刊サイゾー

にっかんさいぞー

最終更新:2020/01/10 11:48
ページ上部へ戻る
トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

『24時間テレビ』強行放送の日テレに反省の色ナシ

「愛は地球を救う」のキャッチフレーズで197...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真