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小栗旬の主演で2022年は『鎌倉殿の13人』に…もはや大河は“国民的ドラマ”とは呼べなくなったか

文=田中七男

小栗旬オフィシャルサイトより

 2022年のNHK大河ドラマが『鎌倉殿の13人』のタイトルで、主人公・北条義時を小栗旬が演じることが決まった。義時は鎌倉幕府の第2代執権だが、一般的には、正直なじみが薄い。

 かつて、大河といえば、主人公は歴史上著名な人物で、主演は大物俳優、女優が当たり前。視聴率は20%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)を超える国民的なドラマだった。

 しかし、11年『江~姫たちの戦国~』に、まだ若手だった上野樹里が主演に起用されたあたりから流れが変わった。主人公には平清盛、新島八重、杉文、井伊直虎、金栗四三&田畑政治といった決して著名ではない人物が選ばれるようになり、主演者も松山ケンイチ、井上真央、柴咲コウ、鈴木亮平、中村勘九郎、阿部サダヲら中堅クラスの俳優、女優が務めることが増えてきた。

 当然視聴率も低調になり、12年『平清盛』(松山ケンイチ主演)、15年『花燃ゆ』(井上真央主演)は全話平均12.0%で歴代ワーストタイ(当時)。18年『西郷どん』(鈴木亮平主演)は12.7%でワースト3位(同)。そして昨年の『いだてん~東京オリムピック噺~』(中村勘九郎、阿部サダヲのW主演)に至っては8.2%で史上初の1ケタ台となり、最低記録を大幅に更新してしまった。

 今年の『麒麟がくる』の主人公は有名な明智光秀で、長谷川博己主演とあって、いわゆる王道の大河。戦国モノを好むファンにとっては、待望視されていたようで、初回(19日)視聴率は19.1%で、16年『真田丸』(堺雅人主演)第18話(同5月8日)の19.1%以来、4期ぶりの高水準を記録した。

 さすがに今年は大コケはなさそうだが、21年『青天を衝け』では著名な実業家・渋沢栄一が主人公となるが、主演は若手の吉沢亮で不安はいっぱい。22年『鎌倉殿の13人』の主人公は義時という微妙な選択で、主演は中堅クラスの小栗では、爆死の可能性もあるだろう。

 大河はこれだけ長い期間放送しているのだから、ネタ切れで主人公にする人物もだんだんいなくなっていく。さらに主演者のランクも落ちていくようなら、もはや“国民的ドラマ”とは呼べないだろうし、視聴率が振るわなくても当然か……。

最終更新:2020/02/04 11:18

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