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『チコちゃん』レビュー

『チコちゃんに叱られる!』福山雅治の往生際の悪さが露呈、壮大な番宣まで……

文=寺西ジャジューカ(てらにし・じゃじゅーか)

NHKオンデマンドより

 1月24日に放送された『チコちゃんに叱られる!』(NHK)、この日のゲストは福山雅治だった。MCの岡村隆史と福山は旧知の間柄だ。かつて、2人が同じマンションに住んでいた時期、岡村が自宅にデリヘル嬢を呼び、後日、福山から「岡村君、何か呼んだよね? 行く分はいいけど、呼ぶのはダメ」とたしなめられたのは、岡村ファン の間で語り草。自分が呼んだと誤解されることを嫌った福山に岡村が叱られたという、知る人ぞ知るエピソードである。とにかく、2人は勝手知ったる仲なのだ。

 今回、番組が取り上げたのは、以下の3つのネタだった。

・脂が乗っているとおいしいのはなぜ?
・新聞に四コマ漫画があるのはなぜ?
・鍾乳洞ってなに?

往生際の悪い福山雅治

「脂が乗っているとおいしいのはなぜ?」とチコちゃんに質問された福山は、「脂そのもののうまみではなく、脂というものに対して脳が多幸感を感じる」「人間はもともと脂っこいものを食べていなかった」と回答した。

チコちゃん「人間が脂っこいものを食べたきっかけは?」

福山「狩猟採集?」

チコちゃん「何が狩猟された?」

福山「動物?」

チコちゃん「まっ、生き物ね」

福山「動物じゃなくて生き物ってことは……お魚? ……シャケ?」

チコちゃん「ボーッと生きてんじゃねーよ!」

 福山が相手だからか、いつになく優しいチコちゃん。ヒントを出すなど、らしくない態度で接する姿からは女を感じさせたが、最終的にはなんとか「ボーッと~」を発動させた。

 この問いの答えは、「マグロがたくさん獲れたから」である。それを聞いた福山は、なぜ自分がシャケと答えたかを必死に弁解した 。

「いや、だから、マグロってそんな簡単に獲れると思ってなかったから。海に行かなきゃいけないじゃないですか。で、シャケは帰ってくるんで。そのときに人間は獲ったのかなと思っちゃったんですよ」

 往生際の悪さを露呈してしまう福山。しまいには、岡村から「今、カッコ悪い感じになってる」と指摘される始末だ。

「言えば言うほど小っちゃいね、僕ね(笑)」(福山)

 そもそも、脂に明確な味はない。人間の味覚には「甘み」「塩味」「酸味」「苦味」「うまみ」の5つがあり、脂はそのどれにも当てはまらないのだ。唾液によって脂の一部は脂肪酸とグリセリンに分解され、舌の「味蕾」が脂肪酸を感知すると「甘み」や「うまみ」を感じる力が増強される。「脂が乗っているとおいしい」と感じるのは、その構造が理由だ。

 もちろん、これは魚に限らない。例えば、トーストにバターやマーガリンを塗るとおいしく感じるのにも上記の仕組みは働いている。この考え方でいくと、油そばや味噌バターラーメン辺 りは、もはや至高だな……。あと、上等なものなら、筆者はバター単体でもおいしく感じるのだけれど、それっておかしいのだろうか?

 あと、脂を消化吸収すると、人にとってそれは大きな栄養源になる。脂はおいしいし、エネルギー源としても有用。だからこそ、脳は脂を摂取すると体に幸福感を送るという。「脂が乗っているとおいしい」と人が感じるのは、それらの結果である。

……ということは、さっき福山が言ってたことってほとんど当たってたんじゃないのか!? おまけで正解にしてもよかったくらいの惜しさ。福山も叱られ損である。

 ちなみに、日本人が脂を食べるようになったのは江戸時代以降の話。始まりは1810年で、この年、大量にマグロが獲れたという。でも、脂が多くて腐りやすいので、そのほとんどは廃棄された。

 でも、さすがにもったいない。なんとかできないか? と考案されたのが、火を通して安全に食べられるマグロ鍋だった。この食べ方がはやり、日本人の中に「脂が乗っているとおいしい」という認識が広まったのだった。

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